特許
J-GLOBAL ID:200903029741421902

搬送波再生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-068008
公開番号(公開出願番号):特開平7-250118
出願日: 1994年03月10日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 本発明はBPSK、QPSK等の位相変調方式のディジタル信号通信システムの復調器に用いられる搬送波再生回路に関し、小規模な構成で、搬送波捕捉範囲を拡大し得る搬送波再生回路を提供することを目的とする。【構成】 演算器12、位相検波回路14、ループフィルタ15、電圧制御発振器16及びROMテーブル13からなるフィードバックループにおいて、位相検波回路14の出力位相誤差信号は2乗演算器17及びローパスフィルタ18を介して比較器19に入力され、第1の擬似同期時は比較器19の出力信号によりループフィルタ15内の遅延器154、VCO16内の遅延器162、ローパスフィルタ18内の遅延器183の各出力を0に制御する構成とされている。また、ループフィルタ15内にはリミッタ155が設けられ、第2の擬似同期時は入力値がリミッタ値を越えたときに0を出力してリセット状態とする。
請求項(抜粋):
位相変調方式で変調された変調波の復調データに対し、位相回転制御を行って搬送波同期をとる位相回転制御手段と、該位相回転制御手段より取り出された第1及び第2の再生データの位相誤差情報を検出する位相検波回路と、該位相検波回路の出力位相誤差情報を積分するループフィルタと、該ループフィルタの出力信号により出力発振周波数が可変制御されるとともに、該出力発振周波数を前記位相回転制御手段へ位相補正情報として供給する電圧制御発振器とを有し、前記ループフィルタ及び前記電圧制御発振器の少なくともいずれか一方のフィードバック経路中に、入力値がリミッタ値に達したときにリセット状態とするリミッタを設けたことを特徴とする搬送波再生回路。

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