特許
J-GLOBAL ID:200903029745753152

センサシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-153663
公開番号(公開出願番号):特開2003-346272
出願日: 2002年05月28日
公開日(公表日): 2003年12月05日
要約:
【要約】【課題】 信号伝送時間を図りつつ、センサの故障による影響を抑え、かつアドレス設定を行なうことができるセンサシステムを提供する。【解決手段】 各センサ1の端子金具11と端子金具12との間にリレー16を介し、CPU15からの信号によりこのリレー16を開閉する。CPU15はマスタユニット2からアドレス設定モード信号を受けたときには、リレー16を開く一方、制御通信モード信号を受けたときには、リレー16を閉じる。これにより、アドレス設定時には、アドレス設定信号はいわゆるバケツリレー方式により各センサ1に順次伝送され、制御通信時には、各センサ1はマスタユニット2に対して直接通信可能なバス接続とされる。
請求項(抜粋):
送信手段と受信手段とを備える複数のセンサユニットとマスタユニットとからなるものであって、一のセンサユニットの前記受信手段とそのセンサユニットの一方側に隣り合うセンサユニットの前記送信手段の間、及び前記一のセンサユニットの前記送信手段と前記一方側に位置するセンサユニットとは反対に隣り合うものの前記受信手段とが伝送路を介して接続されることにより隣接接続され、前記マスタユニットは前記複数のセンサユニットのうち一端側のセンサユニットの前記受信手段に前記伝送路を介して接続されるセンサシステムにおいて、前記マスタユニットには、前記複数のセンサユニットのアドレスを設定するアドレス設定モードとこれら複数のセンサユニットの制御を行なう制御通信モードとを切り替える切り替え手段と、前記アドレス設定モードにおいてはアドレス設定モード信号を送信し、前記制御通信モードにおいては制御通信モード信号を送信するモード信号送信手段と、制御を行なうべきセンサユニットに対応付けた制御内容を入力するための入力手段と、前記切り替え手段によってアドレス設定モードに設定されたときには、前記モード信号送信手段からアドレス設定モード信号が送信された後に、アドレス設定の基となる設定情報が含まれるアドレス設定信号を送信するアドレス設定制御手段と、前記切り替え手段によって制御通信モードに設定されたときには、前記モード信号送信手段から制御通信モード信号が送信された後に前記入力手段に入力された制御を行なうべきセンサユニットに付されたアドレス番号と制御内容からなる制御信号を送信する制御信号送信手段とが備えられ、前記センサユニットには、前記送信手段の出力部と前記受信手段の入力部との間に設けられ、前記入力部と前記出力部との間で信号の伝送を許容し、又は禁止するスイッチ手段と、前記アドレス設定モード信号を受信したときには前記入力部と前記出力部との間の信号の伝送を禁止するように前記スイッチ手段を制御し、前記制御通信モード信号を受信したときには前記入力部と前記出力部との間の信号の伝送を許容するように前記スイッチ手段を制御するスイッチ制御手段と、前記アドレス設定モード信号に続いて前記アドレス設定信号を受信したときには、前記アドレス設定信号に含まれる設定情報を基に所定の手続きに従って自己のアドレス番号を設定し、この設定情報を更新すると共に、更新後の設定情報をアドレス設定信号に含めて前記送信手段から送信させるアドレス設定実行手段と、前記制御通信モード信号に続いて前記制御信号を受信したときには、前記制御信号に含まれるアドレス番号と自己のアドレス番号とを比較し、これらが一致したことを条件に、前記制御信号の制御内容を実行する制御実行手段とが備えられていることを特徴とするセンサシステム。
Fターム (12件):
2F073AA22 ,  2F073AB01 ,  2F073BB06 ,  2F073BC04 ,  2F073CC01 ,  2F073CC12 ,  2F073DD04 ,  2F073DD05 ,  2F073FH01 ,  2F073FH04 ,  2F073GG01 ,  2F073GG08

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