特許
J-GLOBAL ID:200903029767343829

データプロセッサおよびその割込み要求処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 大和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-226959
公開番号(公開出願番号):特開平7-175666
出願日: 1994年09月21日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 任意の割込み要求の前後において任意のデータプロセッサの動作モードを維持する。【構成】 割込みコントローラ2600と、条件コードレジスタ、条件コードレジスタコントローラ、条件コードスタックレジスタ、スタック領域を備えたデータメモリ1900と、データ処理ユニット、割込み要求デコーダとを備え、割込みコントローラ2600は、一つの中断割込み要求信号と複数の標準割込み要求信号を含む割込み要求信号を受け付け、条件コードレジスタは、データプロセッサモード制御値を含む条件コード値を記憶し、データ処理ユニットは、データ処理動作を行なう。このデータ処理動作は、データプロセッサモード制御値が、既定のスリープモード値またはソフトウェア待機モード値に設定されている時には、中断され、データプロセッサモード制御値が既定の実行モードに設定されている時には、再開される。
請求項(抜粋):
データ処理動作を行なうためのデータ処理コアユニットと、特定データ値を格納するためのデータスタック領域を備えたデータメモリとから構成されているデータプロセッサであって、前記データ処理コアユニットは、(1)中断割込み要求信号と複数の標準割込み要求信号とを含む割込み信号を受け取るための割込みコントローラと、(2)データプロセッサモード制御値を含む条件コード値を格納するための条件コードレジスタと、(3)前記条件コードレジスタから前記条件コード値を受け取って格納するための条件コードスタックレジスタと、(4)前記条件コードレジスタと連結し、前記データプロセッサモード制御値が既定のスリープモード値に設定されている場合は、前記データ処理コアユニットによるデータ処理動作を中断させ、一方、前記データプロセッサモード制御値が既定の実行モードに設定されている場合は、前記データ処理コアユニットによるデータ処理動作をイネーブルにするモード制御手段と、(5)前記割込みコントローラと連結し、条件コードレジスタ制御信号を生成して、受け取った各々の割込み要求信号に応じて、前記データプロセッサモード制御値に対して演算処理動作を行なう割込みデコーダとを備え、前記割込みデコーダは、受信した前記中断割込み要求信号に対しては、最初に前記条件コードレジスタに保持されている前記モード制御値を前記条件コードスタックレジスタにコピーするように、条件コードレジスタ制御信号を生成し、次に前記モード制御値を前記既定の実行モード値に設定するように、条件コードレジスタ制御信号を生成して応答する状態機械を備え、前記割込みデコーダの前記状態機械は、標準割込み要求信号に対しては、最初に前記モード制御値を前記既定の実行モード値に設定するように前記条件コードレジスタ制御信号を生成し、次に前記条件コードレジスタに保持されている前記モード制御値を前記データスタック領域にコピーするように、条件コードレジスタ制御信号を生成して応答し、前記データ処理コアユニットは、更に、前記モード制御値を実行モード値またはスリープモード値の何れか一つに設定し、かつ前記条件コードレジスタ制御信号に応じて、前記モード制御値を前記条件コードスタックレジスタまたは前記データスタック領域の何れか一つにコピーするための条件コードコントローラを備えていることを特徴とするデータプロセッサ。
IPC (4件):
G06F 9/46 313 ,  G06F 11/22 340 ,  G06F 15/78 510 ,  G06F 15/78

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