特許
J-GLOBAL ID:200903029776112031

セグメントリングの連結構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-352023
公開番号(公開出願番号):特開平9-177490
出願日: 1995年12月26日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 ボルトやナットを用意することなく、また、危険を伴うことなく、連結を簡単に行え、増し締めできるセグメントリングの連結構造を提供すること。【解決手段】 連結構造2は、雄ねじ部材6と、ナット部材8と、セグメントリング4に形成された第1連結用凹部10と、挿通孔12から構成されている。雄ねじ部材6は、挿通孔12に挿通可能な直径で形成された軸部602と、軸部602の一端に延出形成された係止頭部604と、軸部602の他端に形成された雄ねじ部606とで構成されている。ナット部材8は、その長手方向の一端に雄ねじ部606の螺合を可能とした雌ねじ部802が形成され、長手方向の他端に係止頭部604をナット部材8の内部に導く係止頭部用挿通溝804が形成されている。ナット部材8の内部には係止頭部604の回転を可能とした係止頭部回転用空間部806が形成され、更に、係止用受け座808が形成されている。
請求項(抜粋):
セグメントリングを、その半径方向と直交する幅方向に連結する連結構造であって、前記連結構造は、雄ねじ部材と、ナット部材と、セグメントリングの前記幅方向の一端に形成された第1連結用凹部と、セグメントリングの前記幅方向に貫設され前記第1連結用凹部に連通する挿通孔とからなり、前記雄ねじ部材は、セグメントリングの幅方向の寸法に対応する長さで前記挿通孔に挿通可能な直径で形成された軸部と、軸部の一端に該軸部と直交する方向に延出形成された係止頭部と、軸部の他端に形成された雄ねじ部とで構成され、前記ナット部材は、その長手方向の一端に形成され前記雄ねじ部の螺合を可能とした雌ねじ部と、その長手方向の他端に前記雌ねじ部と同軸上に形成され前記係止頭部をナット部材の内部に導く係止頭部用挿通溝と、ナット部材の内部に形成され前記係止頭部の回転を可能とした係止頭部回転用空間部と、係止頭部が前記係止頭部回転用空間部から前記係止頭部用挿通溝方向に移動した状態で係止頭部が回転不能に係止される係止用受け座とで構成され、前記第1連結用凹部は前記ナット部材が回転可能な状態で収容されるように形成されている、ことを特徴とするセグメントリングの連結構造。

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