特許
J-GLOBAL ID:200903029779080394
ハイブリッドロケットエンジン及びその始動法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-364860
公開番号(公開出願番号):特開2000-186620
出願日: 1998年12月22日
公開日(公表日): 2000年07月04日
要約:
【要約】【課題】 従来のハイブリッドロケットエンジンにおいては、固体燃料に液体酸化剤を注入していたが、液体酸化剤は劇薬であるため取り扱いが難しく、固体酸化剤と液体燃料を組合せると、酸化剤としての過塩素酸アンモニウムを用いるため、塩化水素が大量に噴射され、公害となっていた。【解決手段】 本発明によるハイブリッドロケットエンジン及びその始動法は、液体(11)を充填した筒状空隙(12)のノズル(2)を発火体(13)で加熱し、膨張した液体(11)でピストン(16)を押して可燃性液体(20)を硝安と可燃性金属粉体(19)に供給して混合燃焼させてエンジン始動となる構成である。
請求項(抜粋):
液体(11)が充填された筒状空隙(12)により形成され端部にノズル(2)を有する筒状本体(10)と、前記筒状空隙(12)に接続されピストン(16)を有すると共に可燃性液体(20)が充填されたシリンダ(17)と、前記筒状本体(10)の内側に設けられ筒形をなすと共に硝安からなる酸化剤筒体(3)と、前記シリンダ(17)の端部に設けられて可燃性金属よりなると共に前記シリンダ(17)内と連通する長手筒部材(18)と、前記酸化剤筒体(3)の内側でかつ前記長手筒部材(18)に接して配設された可燃性金属粉体(19)と、前記ノズル(2)の内側に設けられた発火体(13)とを備え、前記発火体(13)の発熱によりノズル(2)が加熱されると液体(11)が膨張してピストン(16)が押され、前記酸化剤筒体(3)と可燃性金属粉体(19)の燃焼により前記長手筒部材(18)の先端が溶融開口し、前記可燃性液体(20)、酸化剤筒体(3)及び可燃性金属粉体(19)による混合燃焼が開始されてエンジン始動となるように構成したことを特徴とするハイブリッドロケットエンジン。
IPC (6件):
F02K 9/72
, C06D 5/00
, F02K 9/10
, F02K 9/50
, F02K 9/95
, F03H 5/00
FI (6件):
F02K 9/72
, C06D 5/00 A
, F02K 9/10
, F02K 9/50
, F02K 9/95
, F03H 5/00 Z
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