特許
J-GLOBAL ID:200903029783860647
液体計量分配ポンプ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-199023
公開番号(公開出願番号):特開平8-057370
出願日: 1994年08月01日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 直立ならびに倒立位置にあっても液体製品の漏れがなく噴霧できる成形の容易さ、特別の部品も必要としない構造の容器ガス抜きを備える直立、倒立両位置の噴霧可能のポンプ噴霧器。【構成】 倒立噴霧のできる液体計量分配ポンプは容器ガス抜きを備え、そのガス抜きにはそれを通る液体の自由流を制限して漏れを防ぐ長さにし、又倒立位置での計量分配中の容器からの液体排出の速度を、ガス抜き溝を通る空気の流れよりも大きくして、容器中に減圧を発生させて、ガス抜きを通って容器に入る空気の吸戻しを行なってガス抜きできる寸法にすることを特徴とする。
請求項(抜粋):
液体計量分配ポンプであって、・ポンプシリンダーと、前記シリンダーの壁体とピストン下降ならびに上昇両運動行程中に往復摺動係合するよう配置された環状付属ピストン幅木が備わるポンプピストンとをもつポンプ本体と;・前記ポンプ本体の下端から伸びて、ピストンの作動に際し、倒立位置にあって計量分配を可能にする倒立アダプターと;・前記シリンダーに連結され、前記ポンプ本体を計量分配される液体の容器の内部に支える直立壁体を備えるクロージャーキャップと;・前記クロージャーキャップの内側と外界との間に伸びるガス抜き路を画定する手段と;・前記クロージャーキャップと前記外界との間で作動し、前記ピストンの前記上昇運動行程の上限で閉鎖されるガス抜き路を封止し、又ピストンの上昇ならびに下降運動行程中、前記ガス抜き路を開放するガス抜き弁手段と;からなり、・前記ピストンと、前記シリンダーの両者とで、弁制御入口開口部を備えるポンプ室が決まることと;・前記ピストンには直立ピストンステムと、前記ピストンステムに取り付けられ、排出オリフィスを備える押し下げ排出ヘッドと、前記ピストンと前記ヘッドを通って伸び、前記室から伸びて前記オリフィスで終点となる排出通路を備えることと;・前記アダプターが付属浸漬チューブを支えて、前記ピストンの作動に際し、直立位置での計量分配を可能にすることと;・前記直立壁体には前記シリンダーの外面と接触する内面を備えることと;・前記ガス抜き路手段が前記内、外両面の1つに形成された少くとも1つの完全巻きの螺旋ガス抜き溝からなり、それを通って一方向に流れる液体の自由流れを制止して漏れを防ぐかたわら、前記倒立位置での計量分配を行なうことと;・前記螺旋ガス抜き溝の寸法を前記倒立位置で計量分配しながら、前記容器からの液体排出の速度が前記ガス抜き溝を通って反対方向に流れる空気の速度よりも大きくて、減圧を容器内に起こして前記ガス抜き路手段を通って前記容器に入る吸戻しを行なってガス抜きを実施すること;とを特徴とする液体計量分配ポンプ。
IPC (2件):
B05B 11/00 101
, B05B 11/00
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