特許
J-GLOBAL ID:200903029786854141

ベクトル計算機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 寛 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-179748
公開番号(公開出願番号):特開平6-028388
出願日: 1992年07月07日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】本発明は、ベクトル演算パイプラインに従ってベクトル演算処理を実行するベクトル計算機に関し、高速なベクトル演算処理の実現を目的とする。【構成】第1のパイプラインと、第1のパイプラインとは異なるスループットを持つ第2のパイプラインとを備え、第1のパイプラインに投入した先行命令に続いて、先行命令とレジスタ干渉の生ずる後続命令を第2のパイプラインに投入していくベクトル計算機において、第1のパイプラインのステージ数に従って、先行命令の第1番目エレメントの演算終了時点を検出する検出部11と、検出部11が検出するときに、2つの命令のスループットの違いにより規定される計数速度の計数処理に入って、計数値が先行命令の持つエレメント数に応じた値に達するときにその旨を出力する計数部12とを備え、計数部12が計数値到達を出力するときに、後続命令を第2のパイプラインに投入していくように構成する。
請求項(抜粋):
第1のベクトル演算パイプラインと、該第1のベクトル演算パイプラインとは異なるスループットを持つ第2のベクトル演算パイプラインとを備え、該第1のベクトル演算パイプラインに投入した先行命令に続いて、該先行命令とレジスタ干渉の生ずる後続命令を該第2のベクトル演算パイプラインに投入していくベクトル計算機において、第1のベクトル演算パイプラインの持つステージ数に従って、該第1のベクトル演算パイプラインに投入される先行命令の第1番目エレメントの演算終了時点を検出する検出部(11)と、上記検出部(11)が第1番目エレメントの演算終了時点を検出するときに、先行命令と後続命令とのスループットの違いにより規定される計数速度の計数処理に入って、該計数処理による計数値が先行命令の持つエレメント数に応じた値に達するときにその旨を出力する計数部(12)とを備え、上記計数部(12)が計数値到達を出力するときに、後続命令を第2のベクトル演算パイプラインに投入していくよう処理することを、特徴とするベクトル計算機。
IPC (2件):
G06F 15/347 ,  G06F 9/38 310

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