特許
J-GLOBAL ID:200903029793267740

衝撃吸収式ステアリングコラム装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-088412
公開番号(公開出願番号):特開平9-272448
出願日: 1996年04月10日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【目的】 安価に造れて、しかも溶接作業を要する事なく装着可能なエネルギ吸収部材16を使用して、コスト低減を図る。【構成】 エネルギ吸収部材16は金属の線材を折り曲げ形成して造る。二次衝突時にこのエネルギ吸収部材16の基部17は、係止部材9に支持されたまま変位しない。これに対して、ステアリングコラム1に固定された被支持ブラケット3は、上記係止部材9から抜け出て前方に変位する。この結果、変形部18bの折り返し部19が上記被支持ブラケット3の前端縁により扱かれて、衝撃エネルギを吸収する。
請求項(抜粋):
ステアリングコラムの中間部にこのステアリングコラムの幅方向に亙って固定された被支持ブラケットと、この被支持ブラケットを車体に固定の部分に対して、上記ステアリングコラムに前方に向いた強い衝撃荷重が加わった場合に前方への脱落を自在として係止する為の係止部材と、上記車体に固定の部分と上記ステアリングコラムに固定の部分との間に設けられたエネルギ吸収部材とから成る衝撃吸収式ステアリングコラム装置に於いて、上記エネルギ吸収部材は金属線を曲げ形成する事により造られたもので、基部及びこの基部に対して一体に結合された変形部を備え、このうちの基部は、上記係止部材に係止されており、上記変形部はその途中に形成した折り返し部を上記被支持ブラケットの前方に配置して、この被支持ブラケットの前端縁の前方で折り返している事を特徴とする衝撃吸収式ステアリングコラム装置。
IPC (2件):
B62D 1/19 ,  F16F 7/12
FI (2件):
B62D 1/19 ,  F16F 7/12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-046972
  • 特開平3-136973

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