特許

J-GLOBAL ID：200903029795652624

キャピラリーゾーン電気泳動法における仮想的浸透流を用いた電気泳動時間-実効移動度変換法

発明者： 育田 夏樹 ,  廣川 健
出願人/特許権者： 広島大学長
代理人 (1件)： 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-251604
公開番号（公開出願番号）：特開2001-074694
出願日： 1999年09月06日
公開日（公表日）： 2001年03月23日
要約：

【要約】【課題】ジュール熱による移動度増加を除去し、再現性のよい定性指標を得る。【解決手段】キャピラリーゾーン電気泳動法における仮想的浸透流を用いた電気泳動時間ー実効移動度変換方法が提案されている。未知試料に標準物質を添加してキャピラリーゾーン電気泳動を実行し、標準物質の泳動時間を求める。次に、浸透流の速度が時間に直線的に依存していると仮定して、前記標準物質の泳動時間から実効移動度に変換する。結果として、この新しい変換法では印加電圧の違いによらずほとんど同じフェログラムを得ることができる。

請求項（抜粋）：

未知試料に標準物質を添加してキャピラリーゾーン電気泳動を実行し、標準物質の泳動時間を求めるステップと、浸透流の速度が時間に直線的に依存していると仮定して、前記標準物質の泳動時間から実効移動度に変換するステップと、を具備することを特徴とするキャピラリーゾーン電気泳動法における仮想的浸透流を用いた電気泳動時間ー実効移動度変換方法。