特許
J-GLOBAL ID:200903029799916596

帯状紙切断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-137000
公開番号(公開出願番号):特開平6-081295
出願日: 1993年05月17日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】 製紙機械の乾燥部に於て帯状紙の破損が検出された場合には、その前段のプレス部に設けられた切断ユニットを用いて、搬送される帯状紙を確実に切断することができ、しかも誤動作を生じて不必要な製紙過程の中断を引き起こすことのないような帯状紙切断装置を提供する。【構成】 製造サイクル中の帯状紙の実際の破損により引き起こされる乾燥部に於けるフエルトの色調のスペクトルを予め記憶されたスペクトルと比較し、帯状紙の破損を検出した場合にはプレス部の切断ユニットを作動させる。この際、フエルトの色調を、赤、緑及び青のスペクトル値及び所望に応じて明るさを含む反射又は透光特性に基づき分析しかつ記憶する。【効果】 乾燥フエルトの構造を変更する必要がなく、明瞭かつ確実な帯状紙の破損を示す信号を発生することができる。
請求項(抜粋):
製紙機械に於て、切断ユニットと、少なくとも1つの帯状紙破損検出器とを備え、単列式乾燥部に於ける帯状紙の破損が前記破損検出器により検出されたときに、該検出器が対応する破損信号を前記切断ユニットに伝送し、該信号に基づきプレス部に於ける帯状紙を前記切断ユニットをもって切断するような帯状紙切断装置であって、前記破損検出器が送信ユニット及び受信ユニットを備え、前記送受信ユニットが、製造サイクルの開始に先立って、帯状紙の破損により現れる乾燥フエルトの色調のスペクトルを予め記憶しておき、前記送受信ユニットが、製造サイクル中の帯状紙の実際の破損により引き起こされる乾燥フエルトの色調のスペクトルを予め記憶されたスペクトルと比較し、帯状紙の破損を検出した場合には前記切断ユニットを作動させ、前記送受信ユニットが、前記乾燥フエルトの色調を、赤、緑及び/または青のスペクトル値及び所望に応じて明るさを含む反射又は透光特性に基づき分析しかつ記憶するものであることを特徴とする帯状紙切断装置。
IPC (5件):
D21F 7/04 ,  B65H 43/08 ,  D21F 7/00 ,  G01J 3/46 ,  B26D 5/34
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-065594

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