特許
J-GLOBAL ID:200903029806627899

冷凍車用の冷凍サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-257968
公開番号(公開出願番号):特開2007-071438
出願日: 2005年09月06日
公開日(公表日): 2007年03月22日
要約:
【課題】 保冷庫内の温度上昇と除湿を行う冷凍サイクル装置を提供する。【解決手段】 作業者が操作部41を操作して「加熱除霜運転」を開始させると、制御部40が第1の除霜用電磁弁7および第2の加熱除湿用電磁弁11それぞれを開ける。したがって、コンプレッサ1→第1の除霜用電磁弁7→第1のエバポレータ4a→連通路11a→第2の膨張弁3b→第2のエバポレータ4b→アキュレータ5→コンプレッサ1の経路で冷媒が循環するため、第1のエバポレータ4aでは高温高圧の冷媒ガスによって送風機14aから吹き出される空気を加熱する。第2のエバポレータ4bでは、冷媒が送風機14bから吹き出される空気から吸熱して蒸発する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
冷媒をコンプレッサ(1)が高温高圧に圧縮し、前記コンプレッサから吐出される高温高圧の冷媒ガスを冷却器(2)が冷却し、この冷却された冷媒を第1の減圧器(3a)が減圧し、第1の熱交換器(4a)で前記減圧された冷媒が保冷庫(16)内から吸熱して、前記第1の熱交換器から排出される冷媒が前記コンプレッサにより吸い込まれるように構成される第1の冷媒回路(20)と、 前記冷却器によって冷却された冷媒を第2の減圧器(3b)が減圧し、第2の熱交換器(4b)で前記第2の減圧器によって減圧された冷媒が前記保冷庫(16)内から吸熱して、前記第2の熱交換器から排出される冷媒が前記コンプレッサにより吸い込まれるように構成される第2の冷媒回路(30)と、を備える冷凍サイクル装置において、 前記コンプレッサの下流側と前記第1の熱交換器の上流側との間を前記冷却器を迂回して連通する第1のバイパス流路(7a)と、 前記第1のバイパス流路を開閉する第1のバイパス開閉手段(7)と、 前記第1の熱交換器の下流側と前記第2の減圧器の上流側との間を連通する連通路(11a)と、 前記連通路を開閉する連通路開閉手段(11)と、備えており、 前記コンプレッサから吐出される高温高圧の冷媒ガスが前記冷却器に流入することを妨げる流入防止手段(6、8)と、 前記第1のバイパス開閉手段(7)、前記連通路開閉手段(11)、および前記流入防止手段(6、8)をそれぞれ制御する制御手段(40)と、を備えており、 放熱・吸熱運転の実施時には、前記制御手段は、前記第1のバイパス開閉手段(7)により前記第1のバイパス流路(7a)を開け、かつ前記連通路開閉手段(11)により前記連通路(11a)を開け、さらに前記流入防止手段(6、8)により前記コンプレッサからの冷媒ガスが前記冷却器(2)に流入することを妨げるようにして、 前記コンプレッサからの高温高圧の冷媒ガスが前記第1のバイパス流路を通して前記第1の熱交換器に流入して前記第1の熱交換器で前記高温高圧の冷媒ガスが前記保冷庫内に放熱し、その後、前記第1の熱交換器から排出される冷媒が前記連通路を通して前記第2の熱交換器に流入して、この流入した冷媒が前記第2の熱交換器で前記保冷庫内から吸熱すると、前記第2の熱交換器から排出される冷媒が前記コンプレッサによって吸い込まれるようになっていることを特徴とする冷凍車用の冷凍サイクル装置。
IPC (3件):
F25B 29/00 ,  F25D 11/00 ,  F25D 23/12
FI (3件):
F25B29/00 301 ,  F25D11/00 101D ,  F25D23/12 M
Fターム (6件):
3L045AA03 ,  3L045BA02 ,  3L045CA02 ,  3L045DA02 ,  3L045EA01 ,  3L045PA05
引用特許:
出願人引用 (1件)

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