特許
J-GLOBAL ID:200903029813214958

拡大被写界深度光学系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-266555
公開番号(公開出願番号):特開2000-098301
出願日: 1998年09月21日
公開日(公表日): 2000年04月07日
要約:
【要約】【課題】ズームレンズを有する拡大被写界深度光学系を提供する。【解決手段】本発明によるビデオマイクロスコープは、物体1を結像するズームレンズ2と、結像された物体1の像を撮像するCCDカメラ3と、CCDカメラ3を制御するCCDコントローラ4と、CCDカメラ3で撮像された画像に対して処理を行なう画像処理装置5と、画像処理装置5によって処理された結果を表示するモニタ6とを有している。ズームレンズ2は、二枚の固定レンズ7,11と二枚の可動レンズ8,9とキュービック位相変調マスク10とを有している。ビデオマイクロスコープは、さらに、ズームレンズ2の一方の可動レンズ9の位置を検出するエンコーダ23と、エンコーダ23からの情報に基づいてズームレンズ2のNAを求めるNA演算装置24と、NA演算装置24で求められたNAに従ってフィルタ係数を求めるフィルタ演算装置25とを有している。
請求項(抜粋):
物体からのインコヒーレント光を像面上に集光するズームレンズ系と、ズームレンズ系によって像面上に集光された像を撮像する撮像手段と、物体と撮像手段の間に配置され、ズームレンズ系の光学的伝達関数(OTF)を物体の光軸方向の位置によらずに一定に変形させるキュービック位相変調マスクと、ズームレンズ系のNAを算出するNA算出手段と、NA算出手段によって算出されたNAに基づいてキュービック位相変調マスクによる光学的伝達関数(OTF)の変形を回復するフィルタ係数を算出するフィルタ係数演算手段と、フィルタ係数演算手段によって算出されたフィルタ係数を用いて、撮像手段で得られる画像データに対して変形していない光学的伝達関数(OTF)に戻す処理を行なう画像処理手段とを有している、拡大被写界深度光学系。

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