特許
J-GLOBAL ID:200903029815500834

エレベータおよびエレベータの調速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉武 賢次 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-211547
公開番号(公開出願番号):特開2003-112870
出願日: 2002年07月19日
公開日(公表日): 2003年04月18日
要約:
【要約】【課題】 速度調整バネおよび調速機全体を小型化することが可能で、製造性及び保守性に優れた信頼性の高い横型の調速機を提供すること。【解決手段】 回転錘19に働く遠心力により変位する調速機リンク機構において、前記遠心力に抗する平衡力を発生させるため、速度調整バネ26に加えてバランス錘30を設ける。かごの速度が所定速度未満の場合には、調速機リンク機構の運動の抑制はバランス錘30による平衡力のみにより行ない、かごの速度が前記所定速度以上の場合には、調速機リンク機構の運動の抑制はバランス錘による平衡力および速度調整バネ26による平衡力の双方により行なう。
請求項(抜粋):
エレベータのかごに設けられた非常止め装置を動作させるために、調速機ロープを把持することが可能なロープ掴みと、前記調速機ロープが巻装され、前記かごの速度に対応した速度で回転する綱車と、前記綱車の回転と連動して水平方向を向いた回転軸線を中心として回転するとともに、遠心力により前記回転軸線から離れるように変位する回転錘と、前記回転錘が取り付けられ、前記回転錘の変位に伴い運動してその運動が所定範囲を超えた場合に前記ロープ掴みを動作させる調速機リンク機構と、前記調速機リンク機構に設けられ、前記調速機リンク機構の運動に伴い変位して、その変位量に応じて発生する弾性力により前記調速機リンク機構の運動を抑制する第1の平衡力を発生する速度調整機構と、前記調速機リンク機構に設けられたバランス錘であって、このバランス錘に働く重力により生じる前記調速機リンク機構の運動を抑制する第2の平衡力を、前記調速機リンクに負荷するバランス錘と、を備えたことを特徴とする、エレベータの調速機。
Fターム (3件):
3F304DA24 ,  3F304DA32 ,  3F304EA18
引用特許:
審査官引用 (5件)
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