特許
J-GLOBAL ID:200903029816817300

移動物体検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-242884
公開番号(公開出願番号):特開平8-106534
出願日: 1994年10月06日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】監視対象領域中の移動物体を精度よく検出し、検出した移動物体の内容を識別可能な移動物体検出装置を提供する。【構成】取り込んだ濃淡画像間の差分画像を生成する差分画像算出部220と、差分画像の濃度頻度分布を求める濃度頻度分布算出部230と、濃度頻度分布に基づいて、差分画像の2値化しきい値を算出する2値化しきい値算出部250と、差分画像を、2値化しきい値よりも大きい濃度値を有する画素の集まりで構成される対象領域と、それ以外の領域とに区分された2値画像に変換する2値化処理部260と、2値画像中に存在する対象領域のそれぞれに対し、当該対象領域を囲むブロックを生成する領域ブロック化部300と、各ブロック毎に、当該ブロック内の対象領域の特徴量を求める特徴量抽出部400と、各ブロック内の対象領域の特徴量から、当該対象領域が示す移動物体を識別する移動物体識別部とを備える。
請求項(抜粋):
監視対象領域を撮影した濃淡画像を順次取り込み、前記監視対象領域中の移動物体を検出する移動物体検出装置において、取り込んだ濃淡画像間の差分画像を生成する差分画像算出部と、前記差分画像算出部で生成された差分画像の濃度値に対する画素数の分布(以下、濃度頻度分布と呼ぶ)を求める濃度頻度分布算出部と、前記濃度頻度分布算出部で求めた濃度頻度分布に基づいて、前記差分画像の2値化しきい値を算出する2値化しきい値算出部と、前記差分画像を、前記2値化しきい値よりも大きい濃度値を有する画素の集まりで構成される領域(以下、対象領域と呼ぶ)と、それ以外の領域とに区分された2値画像に変換する2値化処理部と、前記2値画像中に存在する対象領域のそれぞれに対し、当該対象領域を囲むブロックを生成する領域ブロック化部と、前記領域ブロック化部で生成された各ブロック毎に、当該ブロック内の対象領域の特徴量を求める特徴量抽出部と、前記特徴量抽出部で求めた、各ブロック内の対象領域の特徴量から、当該対象領域が示す移動物体を識別する移動物体識別部とを備えることを特徴とする移動物体検出装置。
IPC (4件):
G06T 7/20 ,  G06T 1/00 ,  G08B 25/00 510 ,  H04N 7/18
FI (2件):
G06F 15/70 410 ,  G06F 15/62 380

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