特許
J-GLOBAL ID:200903029818305323

重合体粒子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-132346
公開番号(公開出願番号):特開平10-316866
出願日: 1997年05月22日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【解決手段】 各々の共重合成分としてのTgが異なる成分を2段もしくは多段的に共重合されたEm樹脂(A)、(B)樹脂と架橋反応可能な水性硬化剤(C)とからなる水性塗料用樹脂組成物に応用することができる多相構造重合体粒子。【効果】 本発明に係る多相構造重合体粒子を応用した水性樹脂系塗料組成物は、自動車内外装、自動車部品、家電、機械等の金属素材又はその電着塗装膜に対して0.5〜5mmの1コート厚膜塗装を行い130〜140°C×30分程度の焼付時においても、フクレ、クラックを生ずる事なく厚膜化が可能であり、かつ厚膜化された塗膜が耐水性、チッピング性、制振性といった性能を併せて発揮する。
請求項(抜粋):
少なくとも一つの20〜150°Cのガラス転移温度(Tg)と9.0〜11.0のSP値を有する重合体成分を含有する相と、少なくとも一つの-60〜20°Cのガラス転移温度(Tg)と8.0〜10.0のSP値を有する重合体成分を有する相とを含んで構成される重合体粒子であって、該重合体粒子を構成する全ての相が、他の任意の相との対比において、ガラス転移温度(Tg)が10〜200°Cの範囲の温度差をもって相異なり、かつ、該重合体粒子を構成する全ての相が、隣接する相との対比において、SP値が0.5以上をもって相異なることにより、隣接する相相互間の相溶性が抑制されていることを特徴とする、多相構造重合体粒子。
IPC (4件):
C08L101/00 ,  C08J 3/12 ,  C09D 5/02 ,  C09D201/00
FI (4件):
C08L101/00 ,  C08J 3/12 Z ,  C09D 5/02 ,  C09D201/00

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