特許
J-GLOBAL ID:200903029821880398

移動体における無線中継方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-052506
公開番号(公開出願番号):特開平6-268563
出願日: 1993年03月12日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】 移動体と固定局間で指向性の強い電波を利用して行なわれる移動体における無線中継方式に関し、障害物などが多い場所でも移動体から固定局に対して確実に情報の伝送が行なえる移動体における無線中継方式を提供することを目的とする。【構成】 移動体1の指向性アンテナ14を、位置に応じて予め決められた反射装置3,4,5、反射板6,7に向くように制御すると共に反射装置3,4,5の反射板の角度を移動体1の位置及び反射先に応じて制御することにより、移動体1から固定局2に送出される電波の伝送路を確保する。
請求項(抜粋):
指向性を有する電波により、前記電波を反射する反射板を有する少なくとも1つの反射手段を介して、移動体と固定局との間の通信を行う移動体における無線中継方式において、前記移動体は、自己の位置および方位を計測する位置方位計測手段と、前記反射手段の位置データを記憶した第一の記憶手段と、位置方位計測手段が計測した自己の位置および方位データと第一の記憶手段に格納された前記反射手段の位置データをもとに、指向性アンテナの指向方向に応じた指向データを前記反射手段に送信するとともに、前記指向データに基づき前記指向性アンテナを前記反射手段の方向になるように駆動制御して前記電波を送受する第一の無線通信手段を備え、前記反射手段は、前記固定局または隣接する他の反射手段の位置を記憶した第二の記憶手段と、前記移動体から送信された指向データを受信するとともに、前記指向データおよび方位データと第二の記憶手段に格納された位置データをもとに前記反射板を他の反射手段または前記固定局の方向になるように駆動制御して前記電波を反射する反射板制御手段を備え、前記固定局は、前記反射手段に反射させて前記移動体と前記電波を送受する第二の無線通信手段を備えることを特徴とする移動体における無線中継方式。

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