特許
J-GLOBAL ID:200903029824008837

鋼棒ダンパー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 功 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-089874
公開番号(公開出願番号):特開平11-287289
出願日: 1998年04月02日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】本発明は、構造物に加わる地震エネルギーを吸収する鋼棒ダンパーに関し、地震エネルギーを効率的に吸収させ、かつ、積層体を使用して滑らかに鋼棒を抜け出させるようにすることが課題である。【解決手段】 構造物における上部構造体2とその基礎4との間に設置して地震エネルギーを鋼棒の塑性変形により吸収する鋼棒ダンパー1において、前記上部構造体に設けた上部の鋼棒3と前記基礎に設けた下部の鋼棒4との間に軸方向に作用する力を解放する円筒状緩衝体6が設けられ、該円筒状緩衝体6は、円筒体内に適宜間隔をもって配設された上下2段の積層円筒体7,8を有し、前記上部の積層円筒体7が複数のテーパ型積層円筒部材7a,7bを併設して構成されるとともに前記上部の鋼棒3に接続され、前記下部の積層円筒体8が複数のテーパ型積層円筒部材8a,8bを併設して構成されるとともに前記下部の鋼棒5に接続されて構成される鋼棒ダンパー1である。
請求項(抜粋):
構造物における上部構造体とその基礎との間に設置して地震エネルギーを鋼棒の塑性変形により吸収する鋼棒ダンパーにおいて、前記上部構造体に設けた上部の鋼棒と前記基礎に設けた下部の鋼棒との間に軸方向に作用する力を解放する円筒状緩衝体が設けられ、該円筒状緩衝体は、円筒体内に適宜間隔をもって配設された上下2段の積層円筒体を有し、前記上部の積層円筒体が複数のテーパ型積層円筒部材を併設して構成されるとともに前記上部の鋼棒に接続され、前記下部の積層円筒体が複数のテーパ型積層円筒部材を併設して構成されるとともに前記下部の鋼棒に接続されていること、を特徴とする鋼棒ダンパー。
IPC (4件):
F16F 15/04 ,  E04H 9/02 351 ,  F16F 1/40 ,  F16F 15/08
FI (4件):
F16F 15/04 A ,  E04H 9/02 351 ,  F16F 1/40 ,  F16F 15/08 U

前のページに戻る