特許
J-GLOBAL ID:200903029824058249

振動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯阪 泰雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-215357
公開番号(公開出願番号):特開平10-035850
出願日: 1996年07月26日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 機械振動系を固有振動数又はその近傍で常に安定な振巾で振動させ、この駆動開始時又は駆動終了時にはうなり現象はなく短時間で定常状態及び停止状態にすること。【解決手段】 コントローラ14は比較部22及び増巾部23及び振動速度検出器21を有し、比較部22には信号発生器13の所定の出力が加えられ、また、振動検出手段21の出力はゲインK2 でこれに負帰還する。この差分が増巾部23で増巾されて電力増巾器15に加えられる。これにより角周波数と、信号発生器の出力と機械振動系12の出力xとの比との間には固有振動数の近傍で変化の少ない関係が得られる。よって固有周波数の経時的変化があっても殆どの振巾を変化させることなく安定な振動を得ることができ、駆動開始時及び駆動終了時に短時間で定常状態及び停止状態を得ることができる。
請求項(抜粋):
信号発生器と、該信号発生器の出力を電力増巾する電力増巾器と、該電力増巾器の出力を受ける振動駆動子と、該振動駆動子により加振される振動機器とを備えた振動装置において、前記信号発生器と前記電力増巾器との間に、比較部と、増巾部と検出部とを有するコントローラを介在させ、前記比較部に前記信号発生器の所定の出力を供給し、前記検出部で前記振動機器の振動速度を検出して、該検出部の検出出力を前記比較部に前記信号発生器の出力に対し負帰還し、前記増巾部の出力を前記電力増巾器に供給するようにしたことを特徴とする振動装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭49-088282
  • 特開昭63-012380

前のページに戻る