特許
J-GLOBAL ID:200903029826493180

超音波振動子及び該超音波振動子を用いた超音波 モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奈良 武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-249780
公開番号(公開出願番号):特開平9-085172
出願日: 1995年09月27日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、構成が簡略な超音波振動子を提供する。【解決手段】 一対若しくは複数対のうちの一対の積層型圧電素子13にお互いに同位相の所定の周波数の交番電圧を印加すると棒状弾性体11に縦共振振動が励起できる。また、一対若しくは複数対のうちの一対の積層型圧電素子13にお互いに逆位相の電圧を印加すると棒状弾性体11に捻れ共振振動が励起できる。一対若しくは複数対のうちの一対の積層型圧電素子に位相がお互いにπ/2異なる電圧を印加すると縦共振振動と捻れ共振振動が同時に励起され摩擦子15の位置において超音波楕円振動を励起することができる。これにより、1種類の圧電素子を用いた簡略な構成で超音波楕円振動を励起することが可能となる。
請求項(抜粋):
棒状弾性体と、該棒状弾性体の側面に設けられ、該棒状弾性体に対して一体的に設けられた複数の保持用弾性体と、該複数の保持用弾性体により両端を保持された一対の積層型圧電素子であって、その変位方向と前記棒状弾性体の長手方向とが一定の鋭角を有し、かつ、該積層型圧電素子の一対同士は互いに反対方向に傾斜して配置した一対の積層型圧電素子と、積層型圧電素子と前記保持用弾性体との間に設けられた複数の振動検出用の圧電素子と、前記棒状弾性体の端面に設けた摩擦子とを有し、前記一対の積層型圧電素子に対して、前記振動検出用の圧電素子から出力され信号の位相若しくは振幅に応じた所定の周波数、大きさの交番電圧であり互いに位相差を有する交番電圧を印加することにより、縦振動と捻れ振動とを同時に励起して前記棒状弾性体の端面に設けた摩擦子に超音波楕円振動を励起させることを特徴とする超音波振動子。
IPC (2件):
B06B 1/06 ,  H02N 2/00
FI (2件):
B06B 1/06 Z ,  H02N 2/00 C

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