特許
J-GLOBAL ID:200903029830044608

冷却装置における非共沸混合冷媒の流量制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明田 莞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-049831
公開番号(公開出願番号):特開2000-249409
出願日: 1999年02月26日
公開日(公表日): 2000年09月14日
要約:
【要約】【課題】 膨張弁の開度を精度良く制御することにより蒸発器に流入する非共沸混合冷媒の流量を制御し、完全にガス化した適度の過熱温度のガス状の非共沸混合冷媒を圧縮機に流入させる。【解決手段】 冷媒熱交換器4から蒸発器6に連通する冷媒熱交換器冷却側出口管路P3 の膨張弁5と蒸発器6との間に設けた膨張弁出口温度センサ8で膨張弁5を経て蒸発器6に流入する冷媒の過熱温度を測定し、気液分離器7から圧縮機2に連通する気液分離器ガス用出口管路P5 に冷媒熱交換器4から連通する冷媒熱交換器過熱側出口管路P7 に設けた冷媒熱交換器出口センサ9で、媒熱交換器4での熱交換でガス化した冷媒の過熱温度を測定し、これら過熱温度の温度偏差が所定の範囲内になるように、膨張弁5の開度を制御する構成とする。
請求項(抜粋):
圧縮機、凝縮器、冷媒熱交換器、膨張弁、蒸発器を介して冷媒を気液分離器に送り、この気液分離器で分離された液状冷媒を前記冷媒熱交換器に再供給する一方、この気液分離器で分離されたガス状冷媒を、前記冷媒熱交換器でガス化されたガス状冷媒と共に前記圧縮機に還流させる循環流路を備えた冷却装置の前記蒸発器に流入する冷媒の流量を制御する冷却装置における非共沸混合冷媒の流量制御方法において、前記循環流路の膨張弁と蒸発器との間に設けられた膨張弁出口温度センサで測定される冷媒の膨張弁出口温度と、前記冷媒熱交換器から、前記循環流路の気液分離器から圧縮器に到る戻り流路に熱交換後の冷媒を送る冷媒熱交換器出口管路に設けられた冷媒熱交換器出口温度センサで測定される冷媒熱交換器出口温度との温度偏差に基づいて、前記膨張弁の開度を制御することを特徴とする冷却装置における非共沸混合冷媒の流量制御方法。
IPC (2件):
F25B 1/00 395 ,  F25B 1/00 304
FI (2件):
F25B 1/00 395 A ,  F25B 1/00 304 Q

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