特許
J-GLOBAL ID:200903029847941964

電気製錬炉の操業方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-278272
公開番号(公開出願番号):特開平8-120354
出願日: 1994年10月18日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 電気製錬炉において、比電導度に基づきスラグ制御することにより、電力原単位を低減し、生産性を向上させる。【構成】 製鋼ダスト及び廃液スラッジを主成分とする酸化物原料を電気製錬炉内で溶解,還元してNi,Cr含有合金を回収する際、電気製錬炉内の溶融スラグを温度1350〜1500°C及び比電導度0.8〜1.7Ω-1/cmに維持する。原料配合比は、原料配合段階から電気製錬炉内の溶融域までの搬送工程における成分変動要因を予め定めておき、所定の比電導度が得られるように成分変動要因に応じて決定される。また、溶融スラグの温度及び比電導度を測定し、請求項1記載の温度範囲でスラグの比電導度が可能な限り低い値になるように、測定値に応じて造滓剤を添加する。【効果】 安定した炉況の下で、高効率で電気製錬炉が操業できる。
請求項(抜粋):
製鋼ダスト及び廃液スラッジを主成分とする酸化物原料を電気製錬炉内で溶解,還元してNi,Cr含有合金を回収する際、温度1350〜1500°Cの温度範囲におけるスラグの比電導度が0.8〜1.7Ω-1/cmの範囲に維持されるようにCaO/SiO2 比を決定し、該CaO/SiO2 比に基づき造滓剤を含む原料の配合割合を決定する電気製錬炉の操業方法。
IPC (2件):
C22B 7/00 ,  C22B 7/02

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