特許
J-GLOBAL ID:200903029851256176

耐水素誘起割れ性に優れる高張力鋼材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-272745
公開番号(公開出願番号):特開平9-111336
出願日: 1995年10月20日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 硫化水素が含まれる環境下で使用される鋼材として、API 5L X65〜X80 級の強度を有する耐水素誘起割れ性に優れる鋼材を製造する。【解決手段】 C:0.001 〜0.04%、Si:0.05%未満、Mn:0.2 〜2.0 %、B:0.0003〜0.0050%、Cu:0.7 〜2.0 %、Al:0.01〜0.10%およびS:0.01%以下を含有する鋼素材を、Ac3 変態点〜1350°Cの温度範囲に加熱して熱間圧延し、その熱間圧延後、500 〜800 °Cの温度範囲で30〜7200s の時間範囲の等温保持を行うか、または当該温度範囲内にて1°C/s 以下の冷却速度で30〜7200s の時間範囲の冷却を行うかの析出処理を施したのち、空冷あるいは加速冷却する。
請求項(抜粋):
C:0.001 mass%以上、0.040 mass%以下、Si:0.05mass%未満、Mn:0.2 mass%以上、2.0 mass%以下、B:0.0003mass%以上、0.0050mass%以下、Cu:0.7 mass%以上、2.0 mass%以下、Al:0.01mass%以上、0.10mass%以下およびS:0.01mass%以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になる鋼素材を、AC3 変態点〜1350°Cの温度範囲に加熱したのち熱間圧延し、その熱間圧延後、500 〜800 °Cの温度範囲で30〜7200s の時間範囲の等温保持を行うか、または当該温度範囲内にて1°C/s 以下の冷却速度で30〜7200s の時間範囲の冷却を行うかの析出処理を施したのち、空冷あるいは加速冷却することを特徴とする耐水素誘起割れ性に優れる鋼材の製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/16 ,  C22C 38/54 ,  C22C 38/58
FI (5件):
C21D 8/00 C ,  C22C 38/00 301 F ,  C22C 38/16 ,  C22C 38/54 ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (6件)
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