特許
J-GLOBAL ID:200903029852412546
海水の鉛直循環装置
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
萼 経夫
, 宮崎 嘉夫
, 小野塚 薫
, 田上 明夫
, ▲高▼ 昌宏
, 中村 壽夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-180903
公開番号(公開出願番号):特開2009-019351
出願日: 2007年07月10日
公開日(公表日): 2009年01月29日
要約:
【課題】沿岸部における閉鎖性海域の底質・水質環境の改善を図るにあたり、環境負荷を低減しつつ、そのランニングコストの上昇を抑える。【解決手段】放水ライン28の先端が海底面の近傍まで延び、先端28aの開口が、人工構造物12と一定以上の距離を置いて、かつ、人工構造物12と対向するように配置されている。取水ライン26によって、海表面の飽和酸素水を陸上に汲み上げ、放水ライン28の先端28aの開口から放水することによって、海表面の飽和酸素水による海水の循環流を発生させる。エネルギー変換装置20は、廃熱供給ライン16から受取る廃熱の熱エネルギーと、取水ライン26を介してポンプ18により汲み上げられた海水の熱エネルギーの差を利用して、スターリングエンジンを駆動する。そして、スターリングエンジンにより発電機を駆動し、発電機から得られる電力により、電動ポンプ18を駆動するものである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
海岸線に沿って人工構造物が設けられた沿岸域における、海水の鉛直循環装置であって、
近隣の熱源設備から廃熱の供給を受けるための廃熱供給ラインと、海水を汲み上げるためのポンプと、前記廃熱供給ラインから受取る廃熱の熱エネルギーを、前記ポンプの駆動力へと変換するエネルギー変換装置とが陸上に設置され、該陸上から海中へ、海水の取水ラインと、該取水ラインを介して前記ポンプにより汲み上げられた海水を海中へと戻す放水ラインとが延設され、
該放水ラインの先端が海底面の近傍まで延び、その先端開口が、前記人工構造物と一定以上の距離を置いて、かつ、前記人工構造物と対向するように配置されていることを特徴とする海水の鉛直循環装置。
IPC (4件):
E02B 3/02
, C02F 3/22
, C02F 7/00
, H02K 7/18
FI (4件):
E02B3/02 Z
, C02F3/22 Z
, C02F7/00
, H02K7/18 B
Fターム (9件):
4D029AA01
, 4D029AB05
, 4D029BB11
, 4D029CC08
, 5H607AA11
, 5H607BB02
, 5H607CC01
, 5H607CC03
, 5H607FF29
前のページに戻る