特許
J-GLOBAL ID:200903029860176142
回転速度検出装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-220510
公開番号(公開出願番号):特開平8-086796
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】回転の速度だけでなく回転方向も検出できる回転速度検出装置を提供する。【構成】ロータ1の周部の外周面には鋸歯状の歯部1aが複数突設されている。高周波磁界を発生させる検出コイル3がロータ1に近接配置されている。ロータ1に生じる渦電流で磁界が発生し、検出コイル3の発振振幅が変化する。ロータ1と検出コイル3との間のギャップは歯部1aのためにロータ1の回転に応じて変化する。歯部1aが鋸歯状に形成されているので、検出部2から取り出される歯部1aに応じた出力はロータ1の回転方向によって変化の仕方が異なる。上記出力を微分回路8で微分すれば、ロータ1の回転方向に応じた微分信号が得られ、この微分信号を比較器から成る方向判別回路9にて基準値と比較し、ロータ1の回転方向に対応した2値の信号を得て回転方向を判別することができる。
請求項(抜粋):
磁界中にて回転軸と一体に回転し回転方向に沿った周部に歯部が突設されたロータと、ロータの回転による磁界の変化を検出する検出素子を具備し磁界の変化量に応じた出力を得る検出部とを備え、回転するロータの歯部に対応した検出出力を検出部の出力から得て回転軸の回転速度を検出する回転速度検出装置であって、歯部の両側部のロータ周方向への傾斜勾配を互いに違えるとともに、検出部の出力を微分して得られる微分信号によりロータの回転方向を判別する回転方向判別部を備えたことを特徴とする回転速度検出装置。
IPC (3件):
G01P 3/488
, G01D 5/245 102
, G01P 13/04
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