特許
J-GLOBAL ID:200903029862318467

フィードフォワード増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-153027
公開番号(公開出願番号):特開平7-336153
出願日: 1994年06月13日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】多周波共通増幅器の高直線性を実現したフィードフォワード増幅器の出力信号の歪成分を更に抑圧して高性能化,高安定化を実現する。【構成】歪検出回路20と歪除去回路30からなるフィードフォワード増幅器の出力信号を電力分配器13で抽出して多段構成の信号抑圧回路16に入力する。この入力と、フィードフォワード増幅器の入力信号を電力分配器17から抽出し遅延線τ1 でタイミングを合わせた入力とによって、信号成分を多段に抑圧して歪成分を取り出し、制御回路19によって歪除去回路30の可変減衰器8と可変移相器9を最適調整するように構成した。
請求項(抜粋):
多周波入力信号を電力分配器で分岐出力し、その一方の信号を第1の可変減衰器,第1の可変位相器を介して主増幅器で増幅した信号と、他方の信号を第1の遅延線路によってタイミングを合わした信号とを第1の電力合成器で逆相合成することにより前記主増幅器で発生した歪成分を検出する歪検出回路と、前記第1の電力合成器から出力される前記歪成分を第2の可変減衰器,第2の可変位相器を介して補助増幅器で増幅した信号と、前記第1の電力合成器から出力される主増幅器で増幅した信号を第2の遅延線路によってタイミングを合わした信号とを第2の電力合成器で逆相合成することにより前記主増幅器で発生した歪成分を相殺して多周波増幅信号を出力する歪除去回路とを備えたフィードフォワード増幅器において、前記歪除去回路の出力の多周波増幅信号を抽出して一方の入力とし、前記多周波入力信号を抽出し前記フィードフォワード増幅器の遅延量と等しい遅延量の遅延線を介して他方の入力とし、該多周波増幅信号の信号成分と該多周波入力信号とを逆相ベクトル合成することにより信号成分を相殺して該多周波増幅信号に含まれる歪成分を抽出したのち検波した電圧を出力する信号抑圧回路と、該信号抑圧回路の出力により前記歪除去回路の第2の可変減衰器と第2の可変位相器に与えて前記信号抑圧回路からの出力が最小になるように制御する制御回路とを備えたことを特徴とするフィードフォワード増幅器。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平5-504457
  • 特表平5-509446

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