特許
J-GLOBAL ID:200903029866058478

橋梁の桁架設工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武田 賢市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-082139
公開番号(公開出願番号):特開平9-221718
出願日: 1996年02月16日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【目的】 橋梁の桁架設に際して、地理的条件等の理由によって河川敷および流水部に架設ラインに沿った桁の移動用通路を設けることができない場合に、架設済既設桁に沿って移動する運搬台車によって新設桁を架設済先頭既設桁の真下まで移送してから、この新設桁を架設済先頭既設桁の先端に接続することのできる架設工法を提供する。【構成】 架設中の先頭既設桁3a上に先端16が該先頭既設桁3aよりも前方に突出する架設用デリック7を配置し、新設桁6を、架設済既設桁3に沿って移動する運搬台車5の運搬ワイヤ9により先頭既設桁3aの真下まで吊り下げ移動したあと、架設用デリック7の先端から吊り下げた移設ワイヤ17の下端を新設桁6の上面に接続し、前記運搬ワイヤ9もしくは移設ワイヤ17のいずれか一方のワイヤの長さを調節して、該前後位置の両ワイヤによる桁の吊り下げ荷重を移し替えることで、新設桁6を前記先頭既設桁3aよりも前方の架設地点真下へ移動する。
請求項(抜粋):
架設中の既設桁における先頭既設桁上に、先端が該先頭既設桁よりも前方に突出する架設用デリックを固定配置し、架設されるべき新設桁を架設済既設桁に沿って移動する運搬台車の運搬ワイヤにより吊り下げて、架設地点の前記先頭既設桁の真下まで移動したあと、前記架設用デリックの先端から吊り下げた移設ワイヤの下端を前記新設桁の上面に接続し、前記運搬ワイヤもしくは前記移設ワイヤのいずれか一方のワイヤの長さを調節して、該前後位置の両ワイヤによる桁の吊り下げ荷重を移し替えることで新設桁を前記先頭既設桁よりも前方の架設地点真下へ移動し、この状態で新設桁を上方へ吊り上げて先頭既設桁に接続することを特徴とする橋梁の桁架設工法。

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