特許
J-GLOBAL ID:200903029867241810
分散ファイルシステムのキャッシュ管理方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-110741
公開番号(公開出願番号):特開平7-319750
出願日: 1994年05月25日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】キャッシュの最新性を効率的に保証できる分散ファイルシステムのキャッシュ管理方法を提供する。【構成】クライアントは、ブロック単位にファイルをキャッシングし(404)、キャッシングしたブロックの状態を第一の状態とする(416)。他のクライアントによってファイルが更新された場合、更新されたファイルに属するブロックの状態を第二の状態に変更する(406)。第二の状態にあるブロックをアクセスする(418)際には、ファイルサーバにそのブロックの最新性を問い合わせ(408)、最新でない場合は、そのブロックを再キャッシング(41)する。【効果】第一の状態にあるブロックの最新性は常に保証されるので、アクセスする前にブロックの最新性をファイルサーバに問い合わせる必要がない。
請求項(抜粋):
複数のファイルを保管するファイルサーバと、前記ファイルに遠隔アクセスするクライアントがネットワークで接続した構成を持ち、前記ファイルサーバは、一つのファイルを複数のブロックに分割し、前記クライアントは、ブロック単位に前記ファイルをキャッシングする分散ファイルシステムに適用するキャッシュ管理方法において、前記クライアントは、キャッシングしている前記各ブロックの状態を、ブロックが最新であることを表す第一の状態と、前記ブロックの最新性が疑わしいことを表す第二の状態とに分類し、アクセスするブロックがキャッシュに存在しない場合は、前記ファイルサーバから前記ブロックをキャッシングして前記第一の状態とし、アクセスするブロックが前記キャッシュに存在するが、前記ブロックの状態が前記第二の状態である場合は、前記ファイルサーバに対して前記ブロックの最新性を問い合わせ、最新であることが判明した時は、前記第一の状態に変更し、最新でないことが判明した場合は、再キャッシングして前記第一の状態とし、他のクライアントによってファイルが更新された場合は、更新されたファイルに属するブロックの状態を前記第二の状態に変更することを特徴とする分散ファイルシステムのキャッシュ管理方法。
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