特許
J-GLOBAL ID:200903029867664169

超高速シンチレータとしてのZnO単結晶およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 重信 和男 ,  加古 進 ,  清水 英雄 ,  高木 祐一 ,  中野 佳直
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2005009243
公開番号(公開出願番号):WO2005-114256
出願日: 2005年05月20日
公開日(公表日): 2005年12月01日
要約:
【課題】BaF2などに代わる高速シンチレータ用結晶材料を見出すこと、その材料の安価な製造法を見出すことが目的である。【解決手段】(Zn1-xMx)O1+x(M:Al,Ga,In,Y,Sc,La,Gd,Lu)(x=0〜0.0500),(Zn1-xM’x)O1+2x(M’:Si,Ge,Sn,Pb)(x=0〜0.0250)又は(Zn1-xCdx)O(x=0〜0.0500)の単結晶をシンチレータとして用いる。 ZnO単結晶の不純物を低減し、発光を阻害する不純物を排除するため、溶液が直接オートクレーブと接触しないように白金内筒を用い、また鉱化剤としてLiOH,KOHを用いることで、ZnO単結晶の欠陥を低減させることができた。 水熱合成の際の出発原料に、Al2O3,Ga2O3,In2O3、Si,Cd等を加えることにより、ZnOへのドーピングが可能になった。仕込み量を変えることでドーピング量も制御可能である。また、これらの元素がドープされることで、結晶欠陥による可視域の発光が抑制され、励起エネルギーを効率良くフリーエキシトンからの発光へ変換できるようになった。
請求項(抜粋):
(Zn1-xMx)O1+x(M:Al,Ga,In,Y,Sc,La,Gd,Lu)(x=0〜0.0500),(Zn1-xM’x)O1+2x(M’:Si,Ge,Sn,Pb)(x=0〜0.0250)又は(Zn1-xCdx)O(x=0〜0.0500)の単結晶をシンチレータとして用いることを特徴とするシンチレーション検出器。
IPC (7件):
C09K 11/54 ,  G01T 1/20 ,  G01T 1/202 ,  C30B 7/10 ,  C30B 29/16 ,  C09K 11/00 ,  C09K 11/08
FI (7件):
C09K11/54 ,  G01T1/20 B ,  G01T1/202 ,  C30B7/10 ,  C30B29/16 ,  C09K11/00 E ,  C09K11/08 A
Fターム (30件):
2G088EE02 ,  2G088FF04 ,  2G088FF07 ,  2G088GG10 ,  2G088JJ37 ,  4G077AA02 ,  4G077BB07 ,  4G077CB03 ,  4G077EC07 ,  4G077HA02 ,  4G077KA01 ,  4G077KA03 ,  4H001CA04 ,  4H001CA08 ,  4H001CF02 ,  4H001XA08 ,  4H001XA30 ,  4H001YA13 ,  4H001YA14 ,  4H001YA21 ,  4H001YA31 ,  4H001YA32 ,  4H001YA39 ,  4H001YA48 ,  4H001YA49 ,  4H001YA50 ,  4H001YA57 ,  4H001YA64 ,  4H001YA71 ,  4H001YA82

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