特許
J-GLOBAL ID:200903029869074709

ハイドロリックダンパー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-045164
公開番号(公開出願番号):特開平6-257634
出願日: 1993年03月05日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】 所定の角度位置にて確実に停止させることが可能なハイドロリックダンパーを提供する。【構成】 ハイドロリックダンパー1は、円筒状の本体7に、略楕円形状であって、その中心部からの距離が短い2箇所には中心に向かう突状49が設けられた内壁47を有するリング11が嵌合され、羽根45を有するローター9が揺動自在に固定され、かつ粘性流体13が注入されてキャップ5にて密閉されて構成されている。羽根45は、中心部からその先端部52までの距離がリング11の突条49の中心部からの距離よりも長い。ローター9が約180 ゚揺動する間に羽根45の先端部52と内壁47との間隔が長い箇所では抵抗が小さいために、高速に揺動する。また、逆にその間隔の短い箇所では、抵抗が高まりつつ、突条49に羽根45が当接するために、ローター9は停止する。
請求項(抜粋):
本体と、該本体内に設けられ、中心部からの距離が所定の角度位置にて変化する内壁を有する密閉室と、該密閉室の上記中心部に挿入された揺動軸と、該揺動軸に設けられ、上記密閉室内を上記揺動軸とともに揺動可能であって、上記密閉室の上記中心部からその先端部までの距離が所定の角度位置の上記内壁の上記中心部からの距離よりも長い揺動羽根と、上記密閉室内に充填された粘性流体と、を備えることにより、所定の角度位置にて上記揺動羽根と上記内壁とが当接して、上記本体に対する上記揺動軸の揺動を停止可能としたことを特徴とするハイドロリックダンパー。
IPC (2件):
F16F 9/12 ,  B25J 19/00

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