特許
J-GLOBAL ID:200903029874867857

希土類系焼結永久磁石の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-254696
公開番号(公開出願番号):特開平9-074036
出願日: 1995年09月05日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 希土類系合金粉末とバインダーとの反応を抑制し、焼結体の残留酸素量、残留炭素量を低減させるとともに、成形時の粉体の流動性、潤滑性を向上させて、さらに、1次粒子のC軸の十分な配向が得られ、磁気特性が高く、寸法精度のすぐれた薄肉形状や小型、複雑形状の希土類系焼結永久磁石の製造方法の提供。【解決手段】 R-Fe-B系などの希土類系合金粉末に少なくとも1種以上のポリマーと水からなるバインダー、あるいは有機溶剤と該有機溶剤に可溶なポリマー、および必要に応じて可塑剤からなるバインダーを添加混練してスラリーとなし、これをスプレードライヤー装置により球形状の造粒粉となして成形時の流動性、潤滑性を向上させ、この造粒粉を使用するに際し、圧縮成形時の磁場中での配向度を向上させるために、成形時に静磁場および/またはパルス磁場印加して一次粒子を配向させた後、さらに静磁場中で圧縮成形することにより、磁気特性の高い、寸法精度のすぐれた薄肉形状品や小型、複雑形状品を得る。
請求項(抜粋):
希土類系合金粉末に、バインダーを添加、混練してスラリー状となし、該スラリーをスプレードライヤー装置により造粒粉となした後、該造粒粉の圧縮成形前に、該造粒粉にパルス磁場を印加して一次粒子に崩壊させかつ配向させた後、静磁場および/または、パルス磁場中で圧縮成形し、その後焼結する粉末冶金法により焼結永久磁石を得ることを特徴とする希土類系焼結永久磁石の製造方法。
IPC (4件):
H01F 41/02 ,  B22F 1/00 ,  B22F 3/087 ,  H01F 1/00
FI (4件):
H01F 41/02 G ,  B22F 1/00 Y ,  B22F 3/02 H ,  H01F 1/00
引用特許:
審査官引用 (8件)
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