特許
J-GLOBAL ID:200903029874981617

油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-075292
公開番号(公開出願番号):特開平6-264953
出願日: 1993年03月09日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【目的】 油圧緩衝器において、シリンダの回転によるのピストンナットの緩みを確実に防止する。【構成】 シリンダである内筒2内に摺動可能に嵌装するピストン4に、ピストンロッド5の小径部18を貫通する。小径部18の先端部の側面を面取りして断面形状が略D字状の面取り部19とする。面取り部19を、面取り部19と嵌合する孔26aを有するワッシャ26に挿通し、小径部18の先端のねじ部20にピストンナット6を螺着する。そして、ピストン4をワッシャ26を介して段差部5aとピストンナット6とで挾持してピストンロッド5に固定する。ワッシャ26が断面形状が略D字状の面取り部19に嵌合しているため、内筒2の回転によりピストン4が回転してもワッシャ26が回転しないので、ピストン4の回転力がピストンナットに作用してピストンナット6が緩むことがない。
請求項(抜粋):
油液が封入されたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌装されるピストンと、一端側が前記ピストンに連結され他端側が前記シリンダの外部まで延ばされたピストンロッドとを備え、前記ピストンロッドの一端側は、前記ピストンに貫通され先端にピストンナットを螺着することにより前記ピストンに連結されている油圧緩衝器において、前記ピストンロッドの一端側の先端部の側面に軸方向に延びる係合凹部を設け、前記ピストンと前記ピストンナットとの間に、内周に前記係合凹部と係合する係合凸部を有するワッシャを介装したことを特徴とする油圧緩衝器。

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