特許
J-GLOBAL ID:200903029882597087

模様付きスパンレース不織布とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-100429
公開番号(公開出願番号):特開平6-294059
出願日: 1993年04月02日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 柔軟な吸水性のスパンレース不織布の引っ張り強度が小さい点および単純な外観を改善する。【構成】 スパンボンド不織布(1) を加熱エンボス加工をして加熱部分をポイント状にフィルム化してこのポイント状のフィルム化部分(4) の多数でもって任意の模様を形成し、このスパンボンド不織布(1) の表裏上に吸水性繊維ウェブを重ね合わせ、吸水性繊維ウェブ側から高圧柱状水流処理を施して上記フィルム化部分(4) の上に位置した繊維ウェブを四方に移動させ、その部分の吸水性繊維層(2)(3)に開口(6) を形成させるとともに繊維間交絡させ、交絡させた吸水性ウェブ層(2)(3)の面に上記スパンボンド不織布(1) のフィルム化部分(4) に対応した開口(6) による模様を形成した。
請求項(抜粋):
エンボス加工がを施され、加熱部分が溶融されて作られた直径約1〜8mmのフィルム化部分の多数によって任意の模様が形成されてなる目付け15〜30g/m2 のスパンボンド不織布の少なくとも一方の面に、目付け10〜50g/m2 の吸水性の繊維ウェブが重ね合わされて吸水性繊維ウェブ側から水流処理が施され、上記フィルム化部分上に位置した吸水性繊維ウェブが水流により移動されてスパンボンド不織布と吸水性繊維ウェブとが交絡され、交絡された吸水性繊維ウェブ層の面に上記スパンボンド不織布のフィルム化部分に対応した開口模様が形成されていることを特徴とする模様付きスパンレース不織布。「請求項2」 目付け15〜30g/m2 のスパンボンド不織布にエンボス加工を施し加熱部分の繊維を溶融して直径約1〜8mmのフィルム化部分を作るとともにこのフィルム化部分の多数によってスパンボンド不織布に任意の模様を形成し、このスパンボンド不織布の少なくとも一方の面に目付け15〜50g/m2 の吸水性の繊維ウェブを重ね合わせてネット構造の支持体上に載せて支持体を移動させながら吸水性繊維ウェブ上から30〜70kg/cm2 の水圧でもって水流交絡処理を施し、上記スパンボンド不織布の各フィルム化部分上の吸水性繊維ウェブを移動させて吸水性繊維ウェブをスパンボンド不織布に交絡させることを特徴とする模様付きスパンレース不織布の製造方法。
IPC (2件):
D04H 1/46 ,  D04H 1/54
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-289257
  • 特開平4-153352

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