特許
J-GLOBAL ID:200903029902470151

流体圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-152107
公開番号(公開出願番号):特開平5-001684
出願日: 1991年06月25日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目的】オルダム機構に対する充分な給油量を保証でき、潤滑特性の向上を図って、長期の使用に亘っても摩耗の発生を阻止できる流体圧縮機を提供する。【構成】シリンダ5の回転にともなって、この内周面に押し付けられる潤滑油の液面を保持する突起部21を備えた油止め18Aであり、上記突起部のシリンダ内への突出寸法hを、h > d/2 - (H/2-e)の式を満足するよう設定した。ただし、dはシリンダ内径、Hはオルダム機構11Aのピストンオルダム部21とオルダムリング22との平行な摺接面相互間隔、eは回転体であるロータピストン中心軸Aのシリンダ中心軸Bに対する偏心量である。
請求項(抜粋):
その両端開口部が軸受具を介して回転自在に枢支されるシリンダと、このシリンダ内に配置されその両端軸部が上記軸受具にシリンダとは偏心して回転自在に枢支される回転体と、この回転体の外周面に突没自在に巻装されるブレードと、上記シリンダと回転体とを連結しこれらを相対的に回転して作動流体を吸込部から導入しシリンダと回転体およびブレードとがなす作動空間に取込み順次移送して圧縮するオルダム機構と、上記シリンダの吐出端側に設けられ上記作動空間で圧縮した作動流体をシリンダ外部へ導出案内する吐出孔および上記シリンダ内部に突出しシリンダの回転にともなってこの内周面に押し付けられる潤滑油の液面を規制する突起部を備えた油止めとを具備した流体圧縮機において、上記油止めにおける突起部のシリンダ内部突出寸法hは、h > d/2 - (H/2-e)の式を満足するよう設定したことを特徴とする流体圧縮機。ただし、 d:シリンダ内径H:オルダム機構のピストンオルダム部とオルダムリングとの平行な摺接面相互間隔e:回転体中心軸のシリンダ中心軸に対する偏心量
IPC (2件):
F04C 18/107 ,  F04C 29/02 321

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