特許
J-GLOBAL ID:200903029903684090

スケジューリングシステムおよびスケジューリングプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-145964
公開番号(公開出願番号):特開平10-320474
出願日: 1997年05月20日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 複雑・多目的な組み合わせ最適化問題に対して、柔軟、かつ効率よく最適な解を導出する。【解決手段】 各種のジョブパターンに対し、人員の割当てパターンを作成し、その評価値によって、ジョブパターンを更新し、順次組合パターンを改善する。初期化部1020では、入力データを参照して3つのテーブル作成1022〜1024を行い、コーディング1021により遺伝子1031を生成する。遺伝子は制御コード0,1からなり、シップチャートの各便に制御コードを設定したものであり、複数の遺伝子を生成する。スケジューリングエンジン部1030では、各遺伝子毎に当日及び翌日パターン作成を行い、乗務パターン1041を作成し、評価1035の結果により遺伝子操作部1036で、各遺伝子間での制御コードの演算、遺伝子の一部制御コードの変更等の遺伝的操作を実施し、これらの操作を繰り返す。
請求項(抜粋):
処理装置、記憶装置、入出力装置を備え、複数のジョブに対して複数日間にわたる人員の割当計画を立案するスケジューリングシステムであって、前記処理装置は、各ジョブ系列が一連のジョブからなる複数のジョブ系列について、縦軸方向に各ジョブ系列の識別子、横軸方向に1日の時間軸をとり、時間軸を所定の時間帯に区切り、該各ジョブ系列の識別子と該時間帯で指定されるメッシュを生成し、各ジョブの終了イベントが含まれるメッシュに対して制御コード(コード0または1)を確率的に設定したジョブパターンを制御コードの設定を変えて複数パターン作成し、記憶装置上に格納するジョブパターン作成手段と、1つのジョブパターンに基づき、ジョブの制御コードが0のとき、該ジョブを該ジョブが含まれるジョブ系列の次のジョブに接続し、ジョブの制御コードが1のとき、該ジョブを他のジョブ系列のジョブを選択し接続して複数個の1日単位の人員の当日割当パターンを各ジョブパターン毎に作成する当日パターン作成手段と、1つの当日パターンに基づき、該当日パターン中の当日割当パターンを接続して複数個の複数日間にわたる人員の翌日割当パターンを各当日パターン毎に作成する翌日パターン(割当計画)作成手段と、各翌日パターンに対して評価条件の満足度を評価して評価値を得る評価手段と、評価値の高い翌日パターンに対応するジョブパターンを保存し、評価値の低い翌日パターンに対応するジョブパターンを消去するジョブパターン選択手段と、消去されたジョブパターンに代えて、保存されている2つのジョブパターンを合成し、または保存されているジョブパターンの制御コードを少なくとも一部変更して、新しいジョブパターンを生成するジョブパターン更新手段を備え、更新されたジョブパターンを用いて、前記当日パターン作成、翌日パターン作成、評価、ジョブパターン選択、ジョブパターン更新を繰り返し、割当計画の満足解を生成することを特徴とするスケジューリングシステム。
FI (2件):
G06F 15/21 L ,  G06F 15/21 R

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