特許
J-GLOBAL ID:200903029904510681

ヘッド支持機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-057696
公開番号(公開出願番号):特開平11-260011
出願日: 1998年03月10日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【課題】駆動電圧が低く、ヘッド支持部材の運動にともなう振動がなく、複雑な組立工程を用いずに形成可能な位置決め用アクチェエータを提供し、磁気ディスク装置のヘッド位置決め精度を上げ記録密度を高める。【解決手段】スライダ5とヘッド取り付け部23を含む可動部は回転支持部17に支持される。コイル20によって発生する、ステータ22とロータ23との間の磁気吸引力を偶力とすることにより、並進方向の力を発生せずに可動部31を回転運動させ、VCM10による位置決め誤差を補正して、磁気ヘッド6を目標とするトラック位置に位置決めする。【効果】本発明によれば、高電圧電源なしに、安価に大量に、高速で記録密度の高い回転ディスク型情報記憶装置を実現することができる。
請求項(抜粋):
情報を記録するディスクの情報を変換して記録/再生するための磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを備えたヘッドスライダと、前記磁気ヘッドを前記ディスク上のトラックに相対するように位置決めする第1の駆動部をロードアーム側に有する位置決め機構を備えたヘッド支持機構において、前記スライダ取り付け部と、前記取り付け部を含む可動部をディスク面に垂直なヨー方向回転軸中心に回転支持する回転支持部と、前記取り付け部を上記ヨー方向回転軸まわりに揺動させる第2の駆動部とを備え、前記第2の駆動部が上記ヨー方向回転軸を中心として対称に配置された2つ以上の駆動力発生部からなり、これらの駆動力発生部より発生する駆動力が回転中心まわりの偶力となるように、各駆動力発生部で生じる駆動力の向きと大きさを設定してあることを特徴としたヘッド支持機構。

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