特許
J-GLOBAL ID:200903029905812487

高パルスパワー電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 豊
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-516034
公開番号(公開出願番号):特表平9-507964
出願日: 1995年11月14日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】アルカリ金属-アルミニウム合金アノードと、ニッケルアノード集電体と、アルミニウムからなるカソード集電体上にプレスされた展延混合金属酸化物カソード活物質と、非水電解質溶液とからなる高パルス電力電気化学電池が記述される。電解質溶液は、好ましくは、アノードを構成するアルカリ金属に類似した少なくとも一つのイオン形成アルカリ金属のヘキサフルオロリン酸塩からなる。リチウムが好ましいアルカリ金属である。この電池システムは高い電流パルスを発生し、従来の電気化学システムに対して減少した体積のケーシング内に収容できる。さらに、アノード/電解質溶液が熱放散なく電圧遅延を減少させる。
請求項(抜粋):
a)放電時に電気化学的に酸化されて電池内に金属イオンを形成し、電池に接続された外部電気回路に電子流を発生させるアルカリ金属からなるアノードと; b)アノードに関連配備されたアノード集電体と; c)金属元素、金属酸化物、混合金属酸化物、および金属硫化物およびこれらの組合せからなる群の一つから選ばれたカソード活物質からなるカソードと; d)カソードに電気的に関連配備されアルミニウムからなるカソード集電体であって、そのカソードが、溶媒と混合されたカソード活物質のペーストを展延してカソードシートに形成し、溶媒をカソードシートから除去し乾燥カソードシートとして種々の形状を有する自立カソード構造体を形成し、少なくとも一つのカソード構造体をカソード集電体の少なくとも片面にプレスして積層カソードを形成し、カソード活物質がアノードの酸化によって形成された金属イオンを挿入ないし内位添加(インターカレート:intercalate)することによって電子流を発生する能力を失うことがない少なくとも一つのカソードプレートを有することを特徴とするカソート集電体と; e)アノードおよびカソードに作用関係に配置された電解質溶液であって、Mがアノードを構成するアルカリ金属と同類のアルカリ金属であり、電解質溶液のアルカリ金属とアノードのアルカリ金属との間の反応性が減少させられて熱放散を減少させ電池の効率を改善し、M’がリン、ヒ素およびアンチモンからなる群から選ばれた元素である一般式MM’F6を有する無機塩を非水溶媒中に溶解させてなる電解質溶液と; からなる高パルス電力電気化学電池。
IPC (5件):
H01M 6/16 ,  H01M 4/06 ,  H01M 4/08 ,  H01M 4/58 ,  H01M 4/66
FI (5件):
H01M 6/16 A ,  H01M 4/06 K ,  H01M 4/08 K ,  H01M 4/58 ,  H01M 4/66 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 有機電解液電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-328726   出願人:日立マクセル株式会社
  • 特開平4-262368
  • 特開平3-081955
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