特許
J-GLOBAL ID:200903029908138515

感熱記録体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中本 宏 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-291552
公開番号(公開出願番号):特開平7-125430
出願日: 1993年10月28日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】 画質が良好で、高い光沢と写像性を有することに加えて、優れたプリント特性を有する感熱記録体を提供する。【構成】 感熱発色層上に電子線照射により硬化し得る不飽和有機化合物を含む内側塗工層を形成し、別に高平滑成型面上に白色顔料と電子線照射により硬化し得る不飽和有機化合物とを含有する外側塗工層を形成し、該内側塗工層と外側塗工層を圧着し、電子線照射により硬化一体化して光沢層を形成し、ついで該光沢層を成型面から剥離する。
請求項(抜粋):
基材の少なくとも片面上に感熱発色層を設け、該感熱発色層上に必要に応じて中間層を設けた後、該感熱発色層又は該中間層上に電子線硬化性光沢層を形成する感熱記録体の該電子線硬化性光沢層形成工程において、該感熱発色層又は該中間層上に電子線照射により硬化し得る不飽和有機化合物を含む塗料を塗工して内側塗工層を形成し、これとは別に高平滑な成型面上に、白色顔料(A)と電子線照射により硬化し得る不飽和有機化合物(B)とをA/Bの重量比で40/60〜95/5の割合で主成分として含有する塗料を塗工して外側塗工層を形成し、必要に応じて予備乾燥、電子線照射を施した後、該外側塗工層と前記内側塗工層を圧着させ外側塗工層と内側塗工層からなる光沢層を形成した後に電子線照射を施し、該光沢層を硬化、一体化させ、しかる後に該成型面から該光沢層を剥離することを特徴とする感熱記録体の製造方法。

前のページに戻る