特許
J-GLOBAL ID:200903029911049736
ブラシレスモータの回転子位置検出回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-200410
公開番号(公開出願番号):特開平7-039188
出願日: 1993年07月20日
公開日(公表日): 1995年02月07日
要約:
【要約】【目的】 ブラシレスモータの回転子位置装置において、電機子電圧による信号(入力信号)に対する出力信号(位置検出信号)の位相遅れを一定とし、回転の高効率化、省電力化を図る。【構成】 ブラシレスモータ1の電機子電圧による信号(例えば120度位相の異なる電圧)をLPF2ないし4で積分し、これら積分して得た信号を各コンパレータ部8ないし10で所定基準値とそれぞれ比較して回転子の位置検出信号を得るブラシレスモータ1の位置検出回路において、上記積分して得た信号の1つと他の信号をそれぞれ抵抗切替回路12ないし17で合成して得た信号とを上記コンパレータ部8ないし10とを比較するに際して、その積分して得た信号の周波数に応じて上記合成の比を可変するデータを第1および第2のROM20,21から読み出し、このデータにより上記抵抗回路12ないし17の抵抗比を可変し、入力信号(各電機子電圧による信号)に対して出力信号(各位置検出信号)の位相ずれを一定(例えば理想の90度)に保つように、その偏差を抑える。
請求項(抜粋):
ブラシレスモータの電機子電圧をそれぞれ積分した後、各積分した信号の1つと他の信号を所定比で合成して得た信号とをそれぞれ比較することにより、電機子電圧の中性点を基準にして同電機子電圧に対して所定値だけ位相を遅らせた信号を回転子の位置検出信号として出力するブラシレスモータの回転子位置検出回路であって、前記他の信号を所定比で合成する際に同所定比を可変可能とする可変手段と、前記ブラシレスモータの回転周波数に対応して前記所定比を可変するためのデータを記憶している記憶手段と、前記積分した信号の周波数に基づいて前記記憶手段の所定データを読み出す制御手段とを備え、該記憶手段から読み出したデータにより前記所定比を可変し、前記ブラシレスモータの回転周波数の変化によっても前記位相遅れを一定とするようにしたことを特徴するブラシレスモータの回転子位置検出回路。
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