特許
J-GLOBAL ID:200903029911822494

記録ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-128885
公開番号(公開出願番号):特開平11-320869
出願日: 1998年05月12日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】この発明は、スリットの幅を狭くしてもインク滴を安定して吐出でき、良好な記録特性を達成できる記録ヘッドを提供することを課題とする。【解決手段】記録ヘッドは、記録紙に対向した上面に主走査方向に延びたスリット30aを形成したスリット部材30を有している。スリット部材30は、記録紙側の板状部材32とインク室側の板状部材34とを積層して貼り合わせて形成されている。記録紙側の板状部材32は、インクの接触角が比較的大きい濡れ性の悪い樹脂材料により形成され、インク室側の板状部材34は、インクの接触角が比較的小さい濡れ性の良い金属材料により形成されている。これにより、インク吐出時の液面の振動によってインクがスリットエッジを超えることを防止できるとともに、連続印字などによりスリットの液面が下がった場合に、液面を焦点深度内に保持できる。
請求項(抜粋):
記録媒体の下方で水平方向に延びたスリットを形成した板状のスリット部材と、上記スリット内で液面を形成するように、記録液を収容する収容容器と、この収容容器内の記録液の量を調節して液面の高さを調節し、上記スリット内で液面を保持させる液面保持手段と、上記収容容器内に設けられ、上記スリットに向けて記録液中を伝播される画像信号に基づく音波を発生する音波発生手段と、上記音波発生手段にて発生された音波を上記スリットの中心へ集束させる音波集束手段と、を備え、上記スリット部材は、鉛直方向に積層された複数枚の板状部材を有し、記録媒体側にある板状部材に対する記録液の接触角が上記収容容器側にある板状部材に対する記録液の接触角よりも大きいことを特徴とする記録ヘッド。
IPC (2件):
B41J 2/015 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 Z ,  B41J 3/04 103 H
引用特許:
審査官引用 (5件)
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