特許
J-GLOBAL ID:200903029912465113
多層ブロー成形方法
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
藤本 博光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-315541
公開番号(公開出願番号):特開平9-155962
出願日: 1995年12月04日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 局部的な偏肉、薄肉化を緩和し製品の外観が良好でかつバリの発生量も少ない多層ブロー成形品を得る。【解決手段】 複数種の溶融樹脂を円筒状の多層パリソンとして割り金型内へ押し出し、加圧エアー吹き込みにより成形品を得るブロー成形法において、該多層パリソンの少なくとも一つの層を溶融時の伸長に対して高い抵抗力を有する材料(以下材料Aとする)から形成し、他の少なくとも一つの層をそれよりも溶融時の伸長に対して低い抵抗力を持つ材料(以下材料Bとする)から形成するとともに、材料A層および材料B層の肉厚比を変化させることによって延伸度合いが異なる成形品各部の肉厚分布の制御を行う。【効果】 均一な肉厚分布を持った成形品が得られることに加えて、要求された製品の性能を最低限の重量によって達成でき、バリの発生量も減少する。
請求項(抜粋):
共押し出しブロー成形用ダイヘッドから複数種の溶融樹脂を円筒状の多層パリソンとして割り金型内へ押し出し、金型の型締、加圧エアー吹き込みにより成形品を得るブロー成形法において、該多層パリソンの少なくとも一つの層を高い溶融粘度、あるいは溶融時の伸長に対して高い抵抗力を有する材料(以下材料Aとする)から形成し、他の少なくとも一つの層をそれよりも低い溶融粘度、あるいは溶融時の伸長に対して低い抵抗力を持つ材料(以下材料Bとする)から形成するとともに、上記多層パリソンの押し出し方向および/又は周方向の材料構成を、金型内でのブローアップで成形品形状へパリソンが変形する際のパリソンの延伸度合いに応じて、材料A層および材料B層の肉厚比を変化させることによって延伸度合いが異なる成形品各部の肉厚分布の制御を行うことを特徴とする多層ブロー成形方法。
IPC (5件):
B29C 49/78
, B29C 49/04
, B29C 49/16
, B29C 49/22
, B29L 22:00
FI (4件):
B29C 49/78
, B29C 49/04
, B29C 49/16
, B29C 49/22
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