特許
J-GLOBAL ID:200903029914589138
ボビンレスコイルの巻線治具
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-267760
公開番号(公開出願番号):特開平5-109571
出願日: 1991年10月16日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】【目的】 ボビンレスコイルのリード部の密接巻きの自動化を図る。【構成】 コイルの内形状に合う軸部12およびその軸基部に円錐台状のフランジ部13を有する凸型治具部10と、同じく円錐台状のフランジ部16およびその台状端部18に前記軸端部19を嵌挿する嵌挿穴20を有する凹型治具部11とを備える巻線治具であって、凹型治具部11に線材の端部をつかむクランプ22を設け、凹型治具部11のフランジ部16にクランプ22側のフランジ部外周から嵌挿穴20にかけて線材を埋伏する逃げ溝21を形成し、凸型治具部10の軸端面に前記逃げ溝21の延長側部位に重なる位置にて同じく線材を埋伏する横断溝15を形成し、クランプ22を起点に繰り出した線材の位置を前記逃げ溝21ならびに横断溝15に合わせながら、前記軸端部19を嵌挿穴20に所定位置まで挿入することで横断溝15の一端側が線材の巻始め端になり、前記軸端部19を所定位置以上に押し込むことで横断溝15端部と嵌挿穴20開口端部とにより線材の巻始め端を切断する。
請求項(抜粋):
コイルの内形状に合う軸部およびその軸基部に円錐台状のフランジ部を有する凸型治具部と、同じく円錐台状のフランジ部およびその台状端部に前記軸端部を嵌挿する嵌挿穴を有する凹型治具部とを備える巻線治具であって、凹型治具部に線材の端部をつかむクランプを設け、凹型治具部のフランジ部にクランプ側のフランジ部外周から嵌挿穴にかけて線材を埋伏する逃げ溝を形成し、凸型治具部の軸端面に前記逃げ溝の延長側部位に重なる位置にて同じく線材を埋伏する横断溝を形成し、クランプを起点に繰り出した線材の位置を前記逃げ溝ならびに横断溝に合わせながら、前記軸端部を嵌挿穴に所定位置まで挿入することで横断溝の一端側が線材の巻始め端になり、前記軸端部を所定位置以上に押し込むことで横断溝端部と嵌挿穴開口端部とにより線材の巻始め端を切断可能なボビンレスコイルの巻線治具。
引用特許:
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