特許
J-GLOBAL ID:200903029917375279

建設機械の領域制限掘削制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-142985
公開番号(公開出願番号):特開平8-333768
出願日: 1995年06月09日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】油圧ショベルの領域制限掘削制御装置において、領域を制限した掘削を能率良く円滑に行えるようにする。【構成】フロント装置1Aが動き得る領域を予め設定しておき、制御ユニット9で角度検出器8a〜8c等からの信号に基づきフロント装置1Aの位置と姿勢を演算し、フロント装置が設定領域内でその境界近傍にあるときはフロント装置の設定領域の境界に垂直な方向の移動速度を制限し、フロント装置が設定領域外にあるときにはフロント装置が設定領域に戻るようにブームによるバケット先端速度の設定領域の境界に垂直な成分の制限値を演算し、ブームによるバケット先端速度が当該制限値を越えないようブームの操作信号を補正する。
請求項(抜粋):
上下方向に回動可能な複数のフロント部材により構成される多関節型のフロント装置と、前記複数のフロント部材を駆動する複数の油圧アクチュエータと、前記複数のフロント部材の動作を指示する複数の操作手段と、前記複数の操作手段の操作に応じて駆動され、前記複数の油圧アクチュエータに供給される圧油の流量を制御する複数の油圧制御弁とを備えた建設機械の領域制限掘削制御装置において、前記フロント装置の動き得る領域を設定する領域設定手段と;前記フロント装置の位置と姿勢に関する状態量を検出する第1検出手段と;前記第1検出手段からの信号に基づき前記フロント装置の位置と姿勢を演算する第1演算手段と;前記複数の油圧アクチュエータのうち少なくとも第1の特定のフロント部材に係わる第1の特定のアクチュエータの駆動による前記フロント装置の速度を演算する第2演算手段と;前記第1及び第2演算手段の演算値を入力し、前記フロント装置が前記設定領域内でその境界近傍にあるとき、前記設定領域の境界に接近する方向の移動速度を制限するよう、前記複数の油圧アクチュエータのうちの少なくとも第2の特定のフロント部材に係わる第2の特定のアクチュエータの駆動による前記フロント装置の速度の制限値を演算する第3演算手段と;前記第2の特定のアクチュエータの駆動による前記フロント装置の速度が前記制限値を超えないよう前記第2の特定アクチュエータに係わる操作手段の操作信号を補正する信号補正手段とを備えることを特徴とする建設機械の領域制限掘削制御装置。
IPC (4件):
E02F 3/43 ,  E02F 9/24 ,  F15B 11/04 ,  F15B 11/16
FI (4件):
E02F 3/43 A ,  E02F 9/24 C ,  F15B 11/04 A ,  F15B 11/16 Z

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