特許
J-GLOBAL ID:200903029923316780

エチレンプラント分解ガス中の重質留分の除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-326851
公開番号(公開出願番号):特開2001-139961
出願日: 1999年11月17日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】【課題】 混合工程で凝縮液化した重質留分とガスとの気液混合物中に含まれるオレフィン成分の重合による超重質留分の生成および循環クエンチオイルの粘度上昇を防止するための分解ガス中の重質留分の除去方法を提供する。【解決手段】 エチレンプラントからの分解ガスを第一混合工程で精留工程から供給される循環クエンチオイルと混合して気液混合物とし、気液混合物を気液分離工程へ供給してガスと液体とに分離し、液体を、所望により、燃料油ストリッピング工程へ供給し、ガスを直接精留工程へ供給するか、または第二混合工程へ供給して精留工程から供給される循環クエンチオイルと混合して精留工程の精留塔下部の温度近傍まで冷却した気液混合物としたのち、精留工程へ供給して軽質留分と循環クエンチオイルとに分離し、該軽質留分はクエンチ工程へ供給して重質留分を除去し、該循環クエンチオイルの一部を少なくとも第一混合工程へ供給する、エチレンプラント分解ガス中の重質留分の除去方法。
請求項(抜粋):
エチレンプラントにおける熱分解炉出口の分解ガスを、精留工程から供給される循環クエンチオイルと混合し、生成した気液混合物を該精留工程に供給して軽質留分と該循環クエンチオイルとに分離し、該軽質留分をクエンチ工程においてクエンチして重質留分を含まない該分解ガスを得るエチレンプラント分解ガス中の重質留分の除去方法であって、該熱分解炉出口の分解ガスを第一混合工程において該循環クエンチオイルと混合して分解ガス中に含まれる一部の重質留分を凝縮させるとともに該循環クエンチオイル中に含まれる一部の軽質留分をガス化させて気液混合物とし、該気液混合物を気液分離工程へ供給してガスと該重質留分からなる液体とに分離し、該ガスを直接、または第二混合工程において該精留工程から供給される循環クエンチオイルと混合することによって該精留工程の精留塔下部の温度の近傍の温度まで冷却された気液混合物としたのち、該精留工程へ供給して該軽質留分と該循環クエンチオイル留分とに分離することを特徴とする上記方法。
IPC (4件):
C10G 55/04 ,  C10G 7/00 ,  C10G 9/00 ,  C10G 70/04
FI (4件):
C10G 55/04 ,  C10G 7/00 ,  C10G 9/00 ,  C10G 70/04
Fターム (3件):
4H029AB03 ,  4H029DA01 ,  4H029DA02

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