特許
J-GLOBAL ID:200903029924953865

スクロールを具えたタービン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-151891
公開番号(公開出願番号):特開2002-349212
出願日: 2001年05月22日
公開日(公表日): 2002年12月04日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、スクロール壁面を発達する境界層の低エネルギー流体がタービンに流入し、流入角のミスマッチによる損失の増大を抑制するタービンスクロール装置を提供することを目的とする。【解決手段】 スクロール壁面を発達する境界層の低エネルギー流体がノズル若しくは動翼入口側に直接流入することを防ぐ手段を、スクロール内径側の少なくともシュラウド壁面の、タービン入口側に連続する境界層流れ面に設け、作動ガス流入角のミスマッチによる損失の増大を抑制したことを特徴とし、前記防ぐ手段が、フィンその他の垂直壁、タービン入口側に近くなるほど直径が大きくなるような壁面形状、タービン動翼のシュラウド壁面若しくはタービン出口部分にバイパスさせる通路である。
請求項(抜粋):
タービン動翼の入口側、若しくはタービン動翼への流入路を形成するノズル入口側(以下タービン入口側という)に設けられ、前記動翼を取りまくように設けられた渦巻状流路からなるスクロールを具え、該渦巻状流路で半径方向の流速成分を与えられた作動ガスをノズルを介して若しくは直接動翼に作用させ、該動翼の回転駆動を行う、ラジアルタービン若しくは斜流タービン等のスクロールを具えたタービン装置において、スクロール壁面を発達する境界層の低エネルギー流体がノズル若しくは動翼入口側に直接流入することを防ぐ手段を、スクロール内径側の少なくともシュラウド壁面の、タービン入口側に連続する境界層流れ面に設け、作動ガス流入角のミスマッチによる損失を抑制したことを特徴とするスクロールを具えたタービン装置。
FI (3件):
F01D 25/24 D ,  F01D 25/24 E ,  F01D 25/24 F

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