特許
J-GLOBAL ID:200903029926089661

相乗安定剤混合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-303692
公開番号(公開出願番号):特開平8-269233
出願日: 1995年10月27日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【課題】 本発明は2つの特定のポリアルキルピペリジン誘導体ポリマーよりなる安定剤系、有機材料を安定化させるためのそれらの使用方法、および前記安定剤系により熱、酸化もしくは光により誘発される崩壊に対して保護された有機材料を提供する。【解決手段】次式IおよびIIIで表される化合物よりなる安定剤混合物。【化1】〔式中、n1 、n2 :2〜20の整数、R1 、R3 、R6 、R8 :各々互いに独立して水素原子、C1 -C4 のアルキル基もしくは次式II【化2】(式中、R5 :水素原子、メチル基、R2 、R7 :各々互いに独立してC2 -C6 のアルキレン基、R4 :C1 -C10のアルキル基もしくはシクロヘキシル基、R9 、R9 :各々互いに独立してC1 -C8 のアルキル基もしくは式IIの基、R9 、R10:結合する窒素原子と一緒になってモルホリノ基)で表される基。〕
請求項(抜粋):
成分a)、b)、c)およびd)の群より選択された少なくとも2つの異なる化合物からなる安定剤混合物であって、成分a)は少なくとも1つの次式I【化1】〔式中、R1 、R3 およびR4 は各々互いに独立して、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルキル基置換された炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基、OHおよび/もしくは炭素原子数1ないし10のアルキル基により置換されたフェニル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基、フェニル核においてOHおよび/もしくは炭素原子数1ないし10のアルキル基により置換された炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基を表すか、もしくは次式II【化2】(式中、R5 は水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基、O・、-CH2CN、炭素原子数3ないし6のアルケニル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基、フェニル核において炭素原子数1ないし4のアルキル基により置換された炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基を表すか、もしくは炭素原子数1ないし8のアシル基を表す。)で表される基を表し、およびR1 およびR3 は付加的に各々他方と独立して水素原子を表し、R2 は炭素原子数2ないし18のアルキレン基、炭素原子数5ないし7のシクロアルキレン基もしくは炭素原子数1ないし4のアルキレン-ジ(炭素原子数5ないし7のシクロアルキレン)基を表すか、もしくはR1 、R2 およびR3 は結合する窒素原子と一緒になって、5ないし10員複素環を形成し、n1 は2ないし50の整数を表し、およびR1 、R3 およびR4 のうち少なくとも1つは式IIの基を表す。〕で表される化合物を表し、成分b)は少なくとも1種の式III【化3】〔式中、R6 およびR8 は各々他方と独立して、水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルキル基置換された炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基、OHおよび/もしくは炭素原子数1ないし10のアルキル基により置換されたフェニル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基、フェニル核においてOHおよび/もしくは炭素原子数1ないし10のアルキル基により置換された炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基を表すか、もしくは式IIの基を表し、R7 は炭素原子数2ないし18のアルキレン基、炭素原子数5ないし7のシクロアルキレン基もしくは炭素原子数1ないし4のアルキレン-ジ(炭素原子数5ないし7のシクロアルキレン)基を表すか、もしくはR6 、R7 およびR8 は結合する窒素原子と一緒になって5ないし10員複素環を形成し、R9 およびR10は各々他方と独立して炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルキル基置換された炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基、OHおよび/もしくは炭素原子数1ないし10のアルキル基により置換されたフェニル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基、フェニル核においてOHおよび/もしくは炭素原子数1ないし10のアルキル基により置換された炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基を表すか、もしくは式IIの基を表すか、もしくはR9 およびR10は結合する窒素原子と一緒になって、5ないし10員複素環を形成し、n2 は2ないし50の整数を表し、およびR6 、R8 、R9 およびR10のうち少なくとも1つは式IIの基を表す。〕で表される化合物を表し、成分c)は次式IVaで表されるポリアミンとシアヌル酸クロリドとの反応により得られる生成物を、次式IVbで表される化合物と反応させることにより得られる生成物【化4】(上記式中、n3 ’、n3 ’’およびn3 ’’’は各々互いに独立して2ないし12の整数を表し、R11は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、フェニル基もしくは炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基を表し、およびR12はR5 に与えられた意味の内の1つを表す。)であり、成分d)は少なくとも1つの次式VaおよびVb【化5】(式中、n4 およびn4 * は各々他方と独立して2ないし50の整数を表す。)で表される化合物を表す安定剤混合物〔但し、少なくとも1つの式Iの化合物、少なくとも1つの式IIIの化合物および少なくとも1つの次式VI【化6】(式中、R13は水素原子もしくはメチル基を表し、R14は直接結合もしくは炭素原子数1ないし10のアルキレン基を表し、およびn5 は2ないし100の整数を表す。)で表される化合物からなる安定剤混合物は除かれる。〕。
IPC (6件):
C08K 5/3492 ,  C08G 73/02 NTC ,  C08G 73/06 NTM ,  C08K 5/3435 ,  C08L 23/02 KFB ,  C08L101/00
FI (6件):
C08K 5/3492 ,  C08G 73/02 NTC ,  C08G 73/06 NTM ,  C08K 5/3435 ,  C08L 23/02 KFB ,  C08L101/00
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-190967
  • 特開平3-190967
  • 特開平3-190967
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