特許
J-GLOBAL ID:200903029929041767

廃プラスチック処理方法および処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-105948
公開番号(公開出願番号):特開平9-291287
出願日: 1996年04月26日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ポリ塩化ビニルを含むプラスチックを溶融・分解させる時に発生する塩素ガス及びフタル酸を連続して効率良く回収して無公害化すると共に、燃料油や固形燃料を連続的に生成する。【解決手段】 材料投入部1と、投入されたプラスチック片を所定温度に加熱して塩素分および可塑剤成分等を離脱する脱塩素部2と、離脱された塩素分および可塑剤成分等を水と接触させて回収する塩素処理部3と、未回収の塩酸分を中和するとともに、有機ガス成分を燃焼処理して処理する排ガス処理部4と、塩素分および可塑剤分が離脱された廃プラスチック片を加熱して油ガスと残渣とに分離する分離部5と、生成された油ガスをを蒸留して重油相当、軽油相当、および灯油相当の燃料油を生成する油生成部6と、分離部5で生成された残渣を加熱するとともに破砕して粉末状の残渣にして排出する残渣排出部7とを具備する。
請求項(抜粋):
ポリ塩化ビニル等の熱可塑性プラスチックを無公害化して廃棄すると共に、燃料油を回収する廃プラスチック処理方法であって、廃棄対象となるプラスチック片を投入する投入工程と、投入されたプラスチック片を所定温度に加熱して塩素分およびプラスチック片に含有される可塑剤成分を離脱する脱塩素工程と、塩素分および可塑剤成分が離脱されたプラスチック片を加熱して油ガスと残渣とに分離する分離工程と、分離された油ガスから燃料油を生成する油生成工程と、前記プラスチック片から離脱された塩素成分および可塑剤成分を無公害化する無公害化処理工程と、を具備することを特徴とする廃プラスチック処理方法。
IPC (7件):
C10G 1/10 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  B29B 17/00 ,  B29K 27:06 ,  B29K101:12 ,  B29K105:26
FI (4件):
C10G 1/10 ,  B29B 17/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 302 A

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