特許
J-GLOBAL ID:200903029937150702

モード同期ファイバリングレーザ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大垣 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-063077
公開番号(公開出願番号):特開平11-261141
出願日: 1998年03月13日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 光ファイバの群速度分散にパルス幅が制限されず、モードロッカの駆動周波数によらずにパルス繰り返し周波数の増加が実現できる構成とする。【解決手段】 モード同期ファイバリングレーザは、光出力を外部に取り出すための光ファイバカプラ10と、能動モード同期を起こさせるモードロッカ12と、光アイソレータ14と、エルビウム添加光ファイバ16と、WDMカプラ18とによりリング共振器を構成する。エルビウム添加光ファイバは、リング共振器中での非線形光学効果が群速度分散に対して非影響的となるように、光の発生および増幅を行う。そして、リング共振器長は、発生する光パルス列の繰り返し周波数および中心波長と、リング共振器の群速度分散の平均値とから決まる。すなわち、リング共振器長は、下式(1)により決まる距離zperiの整数倍に一致している。
請求項(抜粋):
光出力を外部に取り出すための光カプラと、能動モード同期を起こすためのモードロッカと、光アイソレータと、光の発生および増幅に寄与する利得媒体とを具えていて、これら各光学部品の間を光ファイバにより結合してリング共振器を構成しており、前記利得媒体は、前記リング共振器中での非線形光学効果が当該リング共振器の群速度分散に対して非影響的となるように、前記光の発生および増幅を行うものであり、前記リング共振器長は、発生する光パルス列の繰り返し周波数および中心波長と、前記リング共振器の群速度分散の平均値とから決まる長さにしてあることを特徴とするモード同期ファイバリングレーザ。
IPC (3件):
H01S 3/083 ,  H01S 3/07 ,  H01S 3/098
FI (3件):
H01S 3/083 ,  H01S 3/07 ,  H01S 3/098

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