特許
J-GLOBAL ID:200903029950484490

データハイディング方法及びデータ抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合田 潔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-316105
公開番号(公開出願番号):特開平10-164349
出願日: 1996年11月27日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 周波数空間においてメッセージ情報中にメディア情報を隠し込む。これにより隠し込まれたメッセージ情報の除去や改変に対して,高い耐性を与え,周波数フィルタを用いた信号処理が実行された場合においても,隠し込まれたメッセージ情報を有効に維持し続けることである。【解決手段】メディア情報M中にメッセージ情報mを隠し込むために,これらを周波数変換することで,これらの周波数スペクトラムf1,f2を求める。次に,メッセージ情報mの周波数スペクトラムf2から,メッセージ情報mの実空間での特徴を示す特徴周波数成分を含む領域を基本領域Bとして抽出する。そして,基本領域Bに関して,n個のコピーを生成し,周波数空間において,n個のコピーを分散して配置すると共に,それ以外の周波数成分を零とすることにより周波数スペクトラムf3を中間情報として生成する。最後に,この周波数スペクトラムf3と周波数スペクトラムf1とを加算し,その結果を逆周波数変換することにより,メディア情報M中にメッセージ情報mを隠し込むことができる。
請求項(抜粋):
メディア情報中にメッセージ情報を隠し込むデータ・ハイディング方法において,(a) 前記メッセージ情報に関して,複数の周波数成分を有する周波数スペクトラムを求めるステップと,(b) 前記メッセージ情報の周波数スペクトラムから,前記メッセージ情報の実空間での特徴を示す特徴周波数成分を含む領域を基本領域として抽出するステップと,(c) 前記基本領域のコピーを複数生成し,周波数空間において,当該コピーのそれぞれを分散して配置することにより得られる周波数スペクトラムを,中間情報として生成するステップと,(d) 前記中間情報に基づいて,前記メディア情報の周波数スペクトラムを操作することにより,前記メディア情報中に前記メッセージ情報を隠し込むステップとを有することを特徴とするデータ・ハイディング方法。
IPC (6件):
H04N 1/387 ,  G06F 12/14 320 ,  G06T 1/00 ,  G09C 5/00 ,  H04N 7/08 ,  H04N 7/081
FI (5件):
H04N 1/387 ,  G06F 12/14 320 B ,  G09C 5/00 ,  G06F 15/66 B ,  H04N 7/08 Z

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