特許
J-GLOBAL ID:200903029951512811

ディーゼルエンジンの補助ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-234679
公開番号(公開出願番号):特開平6-081620
出願日: 1992年09月02日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】本発明は、マスターピストンとロッカーアームとの接触面の摩擦抵抗を軽減でき、過酷な運転状態でも安定した作動を実現できるディーゼルエンジンの補助ブレーキ装置の提供を目的とする。【構成】排気ポート7a,7bを開閉する排気バルブ8a,8bと、動弁用カム18によって揺動変位されるロッカーアーム19と、ロッカーアームによって往復動されるマスターピストン33およびマスターピストンにより発生された油圧を受けて往復動されるスレーブピストン34とを有し、圧縮行程の末期にスレーブピストンにより排気バルブを開いてシリンダ内の圧縮空気を排気通路28に逃がすバルブ押し下げ機構31とを備えている。そして、ロッカーアームに、ニードル25で支持されたローラ26を有するニードルベアリング23を設け、このローラの外周面に、マスターピストンを転がり接触させたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
シリンダの燃焼室に開口された排気ポートを開閉する排気バルブと、動弁用のカムおよびこのカムによって揺動変位されることにより、上記排気バルブを開閉駆動するためのロッカーアームを含む動弁機構と、上記ロッカーアームによって往復動されるマスターピストンおよびこのマスターピストンの往復動により発生された油圧を受けて往復動されるスレーブピストンとを有し、上記シリンダ内のピストンが圧縮上死点付近に達した際に、上記スレーブピストンにより排気バルブを開いてシリンダ内の圧縮空気を排気系に逃がすバルブ押し下げ機構と、を備えているディーゼルエンジンの補助ブレーキ装置において、上記ロッカーアームに、多数のニードルで支持された回転自在なローラを有するニードルベアリングを設け、このニードルベアリングのローラの外周面に、上記マスターピストンを接触させたことを特徴とするディーゼルエンジンの補助ブレーキ装置。
IPC (2件):
F01L 13/06 ,  F02D 13/04

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