特許

J-GLOBAL ID：200903029967015605

テレビカメラの遠隔制御装置

発明者： 河村 博行 ,  永島 信治
出願人/特許権者： 富士写真光機株式会社
代理人 (1件)： 柳田 征史 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-234523
公開番号（公開出願番号）：特開平6-086136
出願日： 1992年09月02日
公開日（公表日）： 1994年03月25日
要約：

【要約】【目的】 現在位置から目的位置への撮影位置の移動において、映像の移動速度が過大となる際には、移行中はズームを広角側に駆動して不快な移動画像の表示を回避する。【構成】 テレビカメラ1の駆動を行う駆動手段6〜9、特定の撮影位置での位置情報を記憶するショット記憶手段12、現撮影位置から目的位置に各駆動手段を制御する駆動制御手段11、目的位置への移行時間を求める移行時間算出手段13、現在画角を読み込む画角入力手段14、移行速度を読み込む速度入力手段15、移行時間が所定値以上で画角と移行速度から映像移動速度が速い切換条件を判定する切換判定手段16、切換条件での移行開始時にズームを広画角側に駆動すると共に移行終了時には目的位置の画角にズームを駆動するズーム切換手段17を備えてなる。

請求項（抜粋）：

テレビカメラのパン、チルト等の各ファンクションの駆動を行う各別の駆動手段を設け、特定の撮影位置での各ファンクションの位置情報を予め記憶するショット記憶手段を備え、該ショット記憶手段に記録された目的位置に現在の撮影位置から前記各駆動手段の作動を駆動制御手段によって制御するテレビカメラの遠隔制御装置であって、前記ショット記憶手段に記憶された目的位置への移行時間を計算する移行時間算出手段と、現在の画角を読み込む画角入力手段と、目的位置への移行速度を読み込む速度入力手段と、上記移行時間演算手段、画角入力手段および速度入力手段の信号を受け、移行時間が所定値以上でかつ画角と移行速度から映像移動速度が所定状態より速い切換条件を判定する切換判定手段と、該切換判定手段の信号を受け、上記条件での目的位置への移行開始時には、ズームを広画角側に駆動するとともに、移行終了時には目的位置の画角にズームを駆動するズーム切換手段とを備えたことを特徴とするテレビカメラの遠隔制御装置。